2016年10月9日(日) 日本最大級の囲碁イベント「1000面打ち大会」が平塚で行われた
【 1000面打ち大会 】
午前中は小雨が降って、どうなる事かと心配されたが、雨天時は特設テント内で
行うとの事なので見にやってきた、 今回が第21回囲碁まつり~
会場は平塚駅より徒歩2分の紅谷パールロード 長いテントも張られていた
参加者募集 1000人 (事前申し込み 800人、当日飛び入り 200人)
参加費は1000円、 参加対象として19路盤で碁が打てる人となっている
棋士との対決は午後1:00~で既に参加者は着席して待っている
商店街の通りに180mにテーブルと座席2列 500席を並べていて
500人づつ2回に分けて行われるとの事である
間もなく棋士の先生方の入場です とのアナウンスがあって
デキシーのメロディに乗って棋士達が入場~ 会場は大拍手で迎える
大竹英雄名誉碁聖や二十四世本因坊秋芳などの木谷門下生が29名
羽根直樹九段や石倉昇九段などの日本棋院棋士が47名で合計76名の入場です
カメラを構えて待っているとずーっと遠くから見えてきた
今日のお目当ての先生が現われると皆さん大拍手~
開会式 平塚市長の挨拶
「囲碁の町ひらつか」として、囲碁文化普及事業として力を入れて街づくりを進めて行きます
その横に並んだのは左より
・一人目 大竹英雄名誉碁聖 ・二人目 二十四世本因坊秋芳(石田芳夫)
・三人目 小林覚九段 ・四人目 武宮正樹九段
続いて挨拶に立った大竹英雄名誉碁聖 は終始笑顔で
「我々でも一日にこんなに多くの棋士と会う機会はない
棋士一人一目として今日は70や100目位強くなってください」と笑わせた
続いてコンピューターの異名のある二十四世本因坊秋芳が
開始の挨拶を行った
こんな時でないと、有名な棋士を目の当たりに見れない
またとないチャンスでもある
いよいよ1000面打ちが始まった
1000面打ち大会棋士分担表に従って対戦が開始した
分担表を見ると棋士一人で7人位の相手をするようである
長~いテントの中を眺めていくと、武宮正樹九段の対戦が目に付いた
始まって間もなく武宮独特の話が始まった
対戦よりもこの話の方が面白い~皆さん真剣に聞いている
今度は対戦相手に笑いながら話している これがファンにとってとても魅力なんだ~
今回は女流棋士が10名来ている
その中で一番上が「吉原由香里」六段だった
小さい子供~兄弟かな・・・この分では先々強くなりそうだ
可愛い姉妹が並んでいる 傍で親が心配そうに眺めていた
女の子でも親が好きだと自然に憶えるのだろうか
この子も小学生と思えるが、真剣にさしていた
さすがの女流棋士も手を休めて考え込んでいる
長~いテントを眺めて歩くと、対戦者の後で観客が人盛りになっている
ここが1番席だ~ 一番先に申し込んだのでしょう
相当な力の入れようだ
この女性が500番の席に着いていた
1番から500番まで2列にテーブルを並べ、500個碁盤を置いている
若い女性の愛好家なんだろう~なぁ~ 棋士に向かって強気な囲碁だ
後からじ~っと眺めていた女性、この方も囲碁をやられんでしょうね
会場係りのおじさんは囲碁観戦に夢中になってしまった
小さな女の子に手解きをする女流棋士
この頃に聞いた話は後々まで忘れないでしょう~
わぁ~珍しい外人棋士だ~
胸のリボンには、アンティ・トルマネン 初段と書かれていた
頂いた名簿には、アイルランド出身 小林千寿六段門下
平成28年 入段となっていた
相当な努力をしたんでしょうね~
立ち止まって一番を見ているといつの間にか時間が過ぎてしまった
今回は見るだけで終わってしまったが、出来るなら
棋士を相手に一番やってみたかった
普段学習センターや近くの地区センターなどでは素人同士の対戦を
やったり、傍で眺めて、終わった後での感想に口出したりすることがある
また、日曜日の昼時の、NHK杯トーナメントを見たりすることも多い
とても楽しい一日だった
2016、10、9 撮影 ひらつか囲碁まつり会場にて