四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 第11回 藤沢宿・遊行の盆 町流し踊り2016

2016年08月01日 | イベント

2016年7月30日(土) 藤沢駅北口で「遊行ばやし」や「西馬音内盆踊り」が行われた

【 第11回 藤沢宿・遊行の盆 】

遊行ばやしのコンテストとして、遊行通り4丁目商店街にて

17:00より 22団体が町流し踊りを披露した

 

商店街通りの大きなスピーカーから大音量の遊行ばやしが聞こえてきた

通りの一角に生演奏部隊が置かれ、太鼓や三味線、笛などの伴奏で

10名程の女性が遊行ばやしを歌っている

その前を踊り手のグループが踊り過ぎて行く

三味線の後の方から撮っていると、楽譜が目に付いた

三味線用の「遊行ばやし」の楽譜のようで、普通の楽譜と違った

記号や数字が書かれていた 相当練習した様子が伺えた

 

先程流し踊りを済ませたグループの方達お二人がその後の踊りを見ていた

夏の夜の風物詩に出てくるような雰囲気があって、そっと写させていただいた 

 

続いて、西馬音内(にしもない)盆踊りが行われた

秋田県雄勝郡羽後町に伝わり700年の歴史を持つこの踊りは

日本三大盆踊りの一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されている 

 

50~60人の踊り手による西馬音内(にしもない)盆踊りが始まった

調べてみますと、『成年女性は優雅な編み笠を深くかぶり顔をかくし

また衣装は「端縫い」と言われる特有の美しい踊り衣装を着ます

いくつもの絹布をはぎ合わせたもので、帯も渋味のものが多く幅広の布を

そのまま用いる帯を締め蝶結びにして左に下げる』そうです

 

独特の雰囲気をもったゆっくりとした踊りである

 

未成年女性は「彦三(ひさご)」と言われる黒頭巾を目だけ出して

すっぽり被るこの姿は「亡者」の姿を表していてお盆に戻ってきた

精霊と一緒に踊って楽しんでもらうと考えられているそうです

 

顔が見えないので通り過ぎた後ろ姿を撮った

 

太鼓や笛などの演奏者と歌い手がいて、聞きとり難い節回しの唄が聞こえてくる

 

大観衆の見守る中を、往きと戻りの輪になって踊り、15分程で終わった

 

更に遊行ばやしコンテストの後半の部が行われた

J:COMが良い場所に陣取って、自在のカメラで撮っていた

カメラのモニターを見ながら次々にやってくる踊り手たちを

真正面からや上から俯瞰したり、また踊り手の目線でアップしたり

自由自在に流し踊りをなめるように写していた

 

次第に暗くなって来て写すのが難しくなってきた

 

提灯の灯りも見えるようになり、夏の夜の

盆踊りの雰囲気が出て来た

 

この後「秋田竿燈」が出るので是非見たいと「ミナパーク前」の通りへ急いだ

秋田竿燈は19:30からで周囲が暗くなってきて、更に沿道は大観衆に

取り囲まれ、手持ち撮影出来るかな~と案じたが、何枚か写っている

ようだった  次回にアップします

 

2016、7、30 撮影 藤沢駅北口商店街通りにて

 

 

 

 

 

 

 


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