おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

シルバーウィークって、「敬老!!の日」からきてるの?

2009年09月24日 13時06分54秒 | 日記
5日間の連休もあっという間に過ぎていった。年を取ると時間の経過がだんだんと早くなっていく。完全5日の連休で、何をしようという計画もなく、ずっと山(南阿蘇)に籠もっていた。連休中、ここに車での道路でさえ混んでいたという。途中に”もえの里”という観光物産館があって、コスモス満開でも催し物をやっているということだった。連休=安・近・短の傾向が強くなっている証左。こんな辺鄙な場所まで訪ねてくれた友人の情報だった。
5日間何をしていたか?ずっと晴天続きだったので、百姓仕事ばかりで終わった。20日だけは誘われて、同じ南阿蘇にあるライブ喫茶(?)”ジャバ”で弾き語り7曲を歌った。馴染みの店、「尚廉」グループの何人かで訪れた。歌う曲は決まっている70年代のフォークソングばかりー。「教訓」、「生活の柄」、「I SHALL BE RELEASTED」、「まぼろしの翼と共に」、オリジナルなど。
ギターは愛用茶木のアコギを持っていったのだが、自分のギターを店に持って入る勇気がなくて、備え付けのギターだったので、失礼だが弦は伸びきっているし、サウンドホールの反響がなくて、うーんという感じだった。困ったのは12,3人入れば満席の小さな店なのだが、客全員がタバコすぱすぱで、途中頭が痛くなったので、早めに失礼した。
この連休中の畑仕事。遅れて作ったキュウリが収穫時で、毎日7,8本はとり入れる。茄子は殆ど終わったのでばっさり剪定して、秋茄子が実るのを待っている。トマト、しし唐、オクラ、レタス、ツルムラサキも好調。ゴマを収穫した後、家内がそれを干して叩いて実を落し、また干して・・・いい白ゴマができた。紫蘇も一杯作ったのでお隣さんから、その実の漬け方を伝授していただき、実に旨いものができた。今年、種からの苗作りに開眼したので、何種類か植えつけた。キャベツ、白菜、ブロッコリー、サヤエンドウ、春菊、ラディッシュ、白・赤の大根を地植えした。黒枝豆もそろそろ収穫時期なのだが、先日一部刈り取って食べたけど、まったく失敗作でほとんど食べられなかった。
秋ジャガの芽がなかなか出てこないのが心配。
百姓仕事は肉体的には疲れるのだが、時間を忘れる。生産の取り組みと収穫の結果がしっかり現れ出る。手抜きすると育たないし、こまめに手をかけるといい結果が出る。果物もブルーベリーはある程度収穫して食べたが、ぶどうは2、30粒。あとイチゴが5粒。なし、りんご、かきは全く実が生らなかった。
晴耕雨読をモットーにしているが、5日間すべて晴天だった。夜中、朝方に読書時間を置き、この休み読み上げた恩田陸の作品の読後感を少し。
『蒲公英草紙』という本だが、面白かった。恩田という人のプロフィールは知らない。以前1、2冊読んだ覚えはあるのだが、題名も忘れた。たしかサスペンスだった思うのだが・・・これはまったく違うものだった。現代流お伽草紙といったファンタジックなもので、なんだか懐かしく、夢があって一気に読み上げた。柳田國男の「遠野物語」をべースに、超人であり流浪の民”常野一族”の話。シリーズになっているようだが、人気があるのだろう。面白かった。
今、朝鮮王朝末期の后妃ミンビ(漢字変換できないのでカタカナに)の暗殺事件について書かれたノンフィクションを読んでいる。