おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

寛平完走とエリカ「様」現象

2011年01月25日 09時11分06秒 | 日記
82.6。だめだ、こりゃ

時間が経ってしまったが、間寛平のアースマラソンゴールは日本中を熱くした。

地球一周、2年かけて走りきったのだから、言うこと無し。国民栄誉賞やってもいいじゃないかとさへ思う。彼が果たした功績というのは壮大なる個人的な挑戦であったけれども、そのことで個から横に広がっていった社会的な影響は無視できないと思う。

それは何かというと、国際親善に果たした役割絶大なるものがあったということだ。首相やら外務大臣が国の税金使って公式訪問する外交というものを否定はしないが、民間レベルでの交流こそが実効上るものではないかと思うのだ。

走る、地球一周という壮大な夢に向かって、無心に走るという単純な行動はどこの国の人々にも受け入れられたのではないのかー
もちろんTVで写す映像は編集されているので、ネガティブがところはカットされているのかもしれない。映像で移っていたのは中東だったか一時身柄を拘束されそうになった場面があった。冷やりとする経験が他にもたくさんあったのかもしれない。それでも情勢緊迫している地域も走りきった。始めは地球一周目指して走っている彼の姿に勇気をもらって賛同し応援しただろう。応援する異国人にも、あのわかり易いギャグを飛ばして、笑いを取った。彼の「顔」がそれを助けたと思うのだが、失礼かな・・・

私と同い年、応援歌を作った清志郎も同い年で寛平の挑戦の途中で亡くなってしまった。挑戦の途中では自分の病気との遭遇という思いもしなかった出来事があった。

「あらかん」の挑戦はそう死とも背中合わせになっていることを思い知らされた。
関西弁でいうと「死は向こうから来るんじゃのうて、知らず背中に忍び寄っていますのや」(吉田兼好)。

NTVだったと思うけど、特別番組2時間続けて見た。寛平には責任ないけど、あの企画は完全なる失敗。プロデューサーは腹切りもんだ。「総合司会」のさんまがダメだった。ゴールを2箇所に設定したのが、感動を薄れさせた。そして吉本の出席者が多すぎて、それぞれ個性が強いし「わしもわしもー」という関西人特有の性格が災いして交互の喋りで何を言っているのかわからなかった。さんまは好きだけど、ああいう場面での司会は合わない。あの人、感情(表現)薄いなあ・・・



さて沢尻エリカの方。「別にー」発言のインパクトが強くて、その後どうしようがこうしようが『別にー』って・か・ん・じ
関西からの全国版へ進出した宮根の番組で、しつこくエリカを追いかけて、その旦那とのコンタクトを取ろうとしていたけど、なんでそこまでして追いかける必要があるのだろう。そんな人気タレントなんだろうか?

以前「パッチギ」は見たことがあるけど、あれはすごい演技だったと思う。在日を背負って生きる女子高生を演じ好評を博した。
その後の「別に」だから、あの女はわからない。自分が美人だという自意識が強力であって、しかも周りからチヤホヤされる。TVの追いかけが続くので、自分のあり方生き方への反省なくて、突っ走っているみたい。マスコミに大きな責任がある。ダメなものはだめだとはっきりさせることが彼女に立ち直らせる機会を与えることだと思うがー

あの記者会見は何だあれを茶番劇と言わずして何を持っていうのか?そして高野某あんた何なの
宮根は彼女の姿を肯定し、励ましていたけど「違う」と思う。個性的であること、個性豊かなタレント=俳優であることと社会人としての責任を自覚し、意識しながら生きていくというのはべつの問題。マスコミが「変」をタレント性として評価しているすなわちそれが金になると判断しているからこそ追いかけるだろうから大いなる罪がここにある。