おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

ヒデキを応援する!

2012年08月27日 06時53分27秒 | 日記
今年は長い時間24時間テレビを見た。

二宮のドラマももっとも華やかな青年期に事故で下半身不随になってしまう先年の苦悩を、それはいわば古典的な題材でもあるのだが、今風に仕立てて二宮に主役を演じさせた。「車イスで僕は空を飛ぶ」という題名だった。

このドラマには上戸綾、薬師丸ひろ子、福君が出ていて、皆好演した。病院で出会った福君は死病をもっている。いよいよ式が近付いて、彼は死に場所を我が家に求めて帰っていく。寂しげに車に乗り込んで去っていく福君、それを柱の影からじっと見つめているニーノ。>何故か二宮は無言の寂しげな表情がよく合う

演出でリアリティーを追求するのなら、テーマの「空に飛ぶ」場面。車イスで断崖絶壁に進んでじっと海を見つめる場面。観光客が自殺を疑ってぞろぞろ車イスの二宮を追ってついて来る。それが7,80人いる。その観光客との関わり。断崖絶壁がゴツゴツした岩肌で、健常者だって歩くに苦労するような場所、まず車イスで一人では進めない。

二宮が事故で入院した時、放蕩を続ける母親の薬師丸が下半身不随になった重い苦悩を背負った患者からお金を無心する場面。入院はリハビリまで長期に続いていく。貧乏のドン底生活をしている青年に治療費を払うことができるのだろうか?

あの病院にいた心理カウンセラーの男はたしかNHK「坂本龍馬」の高杉晋作をやった俳優だと思うけど、非の打ち所がない美男子で、顔の造作が余りにも整いすぎていて確か脊髄損傷した「スーパーマン」のケント役クリストファー・リーブにそっくりだった。いつスーパーマンに変身するのかなと期待するほど・・・

上戸って美人だね。びっくりするくらい綺麗だった

この映画のキャストを見ていたらなんとあがた森魚が出ていることになっていた。70年代のフォークのスターだった男。「赤色エレジー」という暗い演歌調の歌をよく弾き語りしたもんだ。ところが見ていて彼を見つけることができなかった。

歌手ではなく俳優になっているのか?

二宮と病院で知り合った車イスの青年、リハビリを頑張って社会復帰していくのだが最後はうまくいかず二宮に救いを求める電話をかけてくるのだが、二宮は出ないで切ってしまう。そして、彼は自殺。

この青年役、じつに役を見事に演じていた。動かない体をリハビリで必死にカバーしようとする演技は素晴らしかった。そして同じ演技を二宮もやるのだが、彼ほどうまくはなかったけど頑張った。役者ってすごいね

今回の24時間ではもう一つ、サッカーの話が印象に残っている。女子高校生の県代表になるくらいの実力をもっていて、いつかなでしこジャパンに入りたいと思っていた子が3・11で死んでしまう。

その子の霊を弔うために大好きだった澤選手のいるチームと死んだ彼女が属していたチームが対戦する。最後に澤がゴールを決めた時、澤は一目散にご両親にもとに走って行き抱きつく。参った

やっぱ澤っていいなあ・・・実に大人だな

嵐、MCご苦労さん。よくやったし、情があってこころが伝わった。忘れてた、松潤のブラスバンド指揮もとてもよかった。彼に指揮棒の振り方を教えたベルリンフィルの指揮者あの人も素敵な人だ。好きになった。彼の指揮する曲のCD買おうかな・・・

もうスマップを抜いたかもしれない