今年初めて村役場で開かれる「古文書講座」に通っている
年会費2000円で、毎回ぶ厚い古文書の史料が配られ、86歳の古老の解説が2時間。
皆年齢のいった素人の好事家ばかり。講座のレベルが初心者級なので何とか付いて行ける。
明治初年代の阿蘇南郷谷の様子が維新後急激に改革を断行して行こうとする政府の姿勢が「達し」、「触書」として小さな村にも伝えられそれがちゃーんと残っている。
○○(村の中の集落名)の何の何某という人物が先日登場したが、何とこの人物西南戦争で政府軍として当地にやって来た鎮圧軍のリーダー佐川官兵衛を射殺した当人だということがわかった。
自然に「その○○さんは何処何処の○○さんとこの曽祖父?じゃない?」とか驚くような発言が飛び交う。
昔庄屋だった家には史料が山のように眠っているというし、これから次第に力がついて解読ができるようになると歴史発掘に繋がるのではないかと興奮する
今小学校に通い出したような感覚で、次にやる史料は必ず目を通して予習することがまったく億劫ではなく楽しいのだ
小学生と違うところ。先生が高齢で質問しても3,4回大声で発言しないと耳に届かないこと。生徒として目が老眼なので解読中はメガネを外し、質問する時にはいちいちメガネをかけ直さねばならない。この不便さと滑稽さ。
一生懸命学習しているには違いないのだが、傍から見ると「老人会の惚け防止の講習会」に見えているかも・・・
獅童の官兵衛も流石にうまいけど、甥っ子に獅童がそっくりなので何か変???
来月のウォーキング月例会の集合場所は湧水池明神池の駐車場内にある佐川官兵衛記念資料館前。「八重の桜」の今、なかなかのもんだと思う