とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

「アベノミクス」は破綻していた

2019-02-05 16:24:09 | 政治
 根本匠厚生労働相は5日午前の衆院予算委員会で、「毎月勤労統計」の不正調査に関して、昨年1~11月の実質賃金の増減率を実態に近い調査手法で計算し直すと大半の9カ月分で前年比マイナスとなるとの野党の試算について事実上追認したというニュースが流れた。経済がよくなっていると思っていたら実はまったくよくなっていなかったのだ。日銀の「異次元の」金融緩和政策が長期にわたって続く中でこんな結果になってしまったということは、「アベノミクス」が実際は破綻していたことを示すものである。

 しかもこうなってしまうと厚労省の統計不正は、数値が操作されたのではないかという疑惑も出てきて当然であろう。「ありえない」一言で済まそうとする政府は、「疑惑隠し」と言われてもしょうがない。これは大変なことになった。

 第三者による原因の究明は絶対に必要な状況になったし、更迭した政務統括官に対する参考人招致などは野党の言う通り実現しなければならない。これをしないというのは不正隠しである。

 経済だけではない。北朝鮮の拉致問題も、北方領土問題も結局は解決しそうもない。韓国との関係は最悪になってしまった。得意の外交でさえ、うまくいっているようには思えない。

 ついでに言えば麻生は本当に腹がたつことばかりなのに、開き直っている。

 私にはこの政権の支持率がなぜこんなに高いのか理解できない。もっと誠実な政治をおこなってほしい。
コメント
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