3月までNHKのFMで『ディスカバー・クイーン』という番組をやっていた。ほぼ毎週「らじるらじる」で聞いていた。ロックバンド「クイーン」を1年間にわたって掘り下げる番組である。おもしろい番組だった。
私が中学生のころクイーンの「ボヘミアン・アプソディ」が大ヒットした。ドラマチック曲の展開に衝撃を受けた。それをきっかけにして洋楽にのめり込んでいった。
クイーンの楽曲はポップだが、ちょっと変わっていた。奇をてらったような楽曲が多かったので、私の好みとはずれていった。
しかし、後で振り返ってみると、奇をてらった楽曲も「クイーン」というバンドの枠組みの中にすべてすっきりと収まっていることに気が付いた。クイーンが活動していた後半はあまり熱心には聞かなくなっていたのだが、フレディが亡くなってから、ベスト盤を何度も聞くようになっていた。わたしにとっての「懐メロ」になったのだ。
司会はサンプラザ中野くん。サンプラザ中野くんはクイーンの曲を日本語にして歌ってくれた。それがすごい。またクイーンの曲を西脇辰弥さんが解説してくれる。この解説のオタクぶりがすごい。コード進行や、録音の秘密、さまざまな音楽技術についてわかりやすく解説してもらえた。
さらにクイーンが好きになる番組であった。特別番組のようなものでいいので、また放送してほしい。
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