とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

映画『17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン』を見ました。

2020-09-06 07:14:11 | 映画
 映画『17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン』を見ました。ナチスによって自由を奪われていき、正義のためにすべてを犠牲にしていく思春期の青年を描きく佳作です。子供は大人が真剣に接すれば自分で自分を正しい道に導きます。大人が子どもの心を苦しめてはいけません。

監督 ニコラウス・ライトナー
出演 ジーモン・モルツェ ブルーノ・ガンツ ヨハネス・クリシュ エマ・ドログノバ[本間1]

(あらすじ)
1937年、ナチス・ドイツとの併合に揺れる第2次世界大戦前夜のオーストリア。タバコ店の見習いとして働くためウィーンにやってきた17歳の青年フランツは、店の常連であるフロイト教授と懇意になる。フロイトとフランツは年齢を超えた友情を深めていく。しかし、時代は国全体を巻き込んだ激動の時を迎えようとしていた。

 ナチスとはなんなのだろう。なぜ人々は熱狂したのだろう。なぜナチスはユダヤ人を迫害したのだろう。私はナチスが悪いことはわかるのですが、なぜナチスが台頭してきたのかがわかりません。しかし現在の日本の安倍政権に対する熱狂や、アメリカのトランプ政権に対する熱狂を見ていると、実は似た状況になっているのではないかと危惧します。正しいことを正しいと主張すると、迫害される雰囲気があります。これは本当に怖いことです。

 自由な言論の雰囲気がなくしてはいけません。


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安倍政権の内政はキャッチコピーだけで中身無し

2020-09-04 07:12:22 | 政治
 経済以外の安倍政権の内政は言葉だけが踊っていた。

 地方創生は地方がそれぞれ自立する社会を作ろうという掛け声はよかった。しかし国のコントロールが強すぎたので、地方は何もできやしない。外国人観光客のおかげで観光業だけは潤い地方も元気にはなった。しかし観光以外の地方の産業が元気になったわけではない。人手不足は解消せず、外国人労働者にたよるしかない。地方の多くは過疎の苦しみの中にいる。医療、教育さえ受ける権利が制限されているのが実情だ。自由経済がもたらして地域格差は広がる一方である。

 働き方改革にもだまされた。働き方改革は、結局は給料減らしに用いられている。消費税があがっても給料は上がらない。残業代で何とかしのいできた人は残業もできない。教員なんか休め休めと言われるのに、仕事量は増えているのだ。休息する間もなくひたすら事務仕事をこなすしかなく、精神的はきつくてしょうがない。

 一億総活躍社会も年寄りに働けといっているだけだ。年金がたりないから死ぬまで働けということでしかないのだ。働くのはいい。しかし高齢者がプライドを持って、しかも無理をしないではたらくような仕事はない。

 一番の失敗は教育である。安倍政権における教育改革は迷走を続けている。理念は立派なのだが、それを実現する間にさまざまな力が入ってきて改革をゆがんだものにしていく。その結果大混乱が起きている。英語民間試験、共通テストの記述式導入など大失敗ばかりだった。コロナのどさくさで目立たなかったが、「e-portfolio」も歴史的な大失敗である。考えてみれば森友問題、加計学園問題も教育に関わる問題であった。

 結局、安倍政権は安倍政権に群がる人にだけ恩恵のある政権だったのである。
コメント (1)
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