<続き>
(瑠璃釉<トルコブルー>陶片:イスラム陶磁・9世紀)
キャップションによると、イスラム陶磁とある。9世紀イスラムと唐代・中国との交易船が立ち寄ったのであろうか等と空想の世界に引き込んでくれる陶片である。
(鉄彩陶片:唐・9世紀前半)
これはキャップションに記されていないが、唐代・長沙窯磁の陶片であろう。
(獅子像:唐・9世紀前半)
(龍端太平四年銘磚・1057年・ベトナム李朝)
(白磁印花唐草文平碗・ベトナム・13-14世紀)
(黄白釉褐彩牡丹唐草文蓋付長胴壺・ベトナム・13-14世紀)
(黄白釉褐彩唐草文壺・ベトナム・13-14世紀)
いずれもタンロン城(昇龍城)の発掘現場から出土した品々である。観ていると西や東との交易が盛んにおこなわれ、結果として多様な価値観をもったであろうと想像される。
<続く>