チェンマイ国立博物館は長らく改装工事を行っていた。過日、改装後の博物館を訪れた。感想は垢抜けした展示に様変わりしていた。興味はあまりないのだが、仏像類から紹介したい。尚、改装前は写真撮影禁止であったが、改装後OKとなった。
先ず、博物館入り口に展示されている仏頭である。キャップションによると、チェンマイのワット・ヤンクワン廃寺出土の仏頭である。実に堂々としており、かなりの大きさであったことを伺わせている。
(仏陀頭部 ブロンズ 14-15世紀 ヤンクワン廃寺出土)
(仏陀座像 ランナー様式 13-15世紀)
ランナーの仏像は降魔印を結ぶ仏像がほとんどである。
(仏陀像造形型 ハリプンチャイ様式 12-13世紀)
(仏陀像造形型 ハリプンチャイ様式 12-13世紀)
(神像部分 テラコッタ ハリプンチャイ様式 12-13世紀)
(神像頭部 テラコッタ ハリプンチャイ様式 12-13世紀)
(比丘座像 ハリプンチャイ様式 12-13世紀)
ワット・ハリプンチャイ伝来品、ハリプンチャイ王朝はモン(mon)族国家。亀有の両さんよろしく、左右の眉毛が繋がっているのが特徴である。
(仏陀立像 ハリプンチャイ様式 12-13世紀)
(仏陀立像 ハリプンチャイ様式 12-13世紀)
<続く>