昨晩も火鍋を食べながら晩酌をしましたが、酒量はいつもの半分(3人で2合徳利1本)に抑えました。辛い料理に日本酒は合わないのが最大の理由ですが、他にも。

食後はいつものように録画した番組を二人で観たのですが、最後に再生したのはこれ。いつも六角精児が何とも美味そうにビールや日本酒を飲むので、同じ気分を味わいたいと思っていた私は1合を温存することにしたのでした。Lindaは旅人の「乾杯」の発声に私が杯を合わせるのを面白いと言って、その姿を撮影することにしたようですが・・・・

今日見せてもらったら写っていたのは手と杯だけでした(苦笑)。それはさておき、(音声でも字幕でも歌詞の意味は解っていないはずなのに)実にいいタイミングでシャッターを押したなぁ、と感心してしまいました。なお、この詞は番組の序盤で流れるテーマソング「ディーゼル」(by 六角精児バンド)のものですが、いつも「らく早見」(1.3倍速)で再生していたため、私はずっとアップテンポの曲だと思い込んでいました。
ある日たまたま等倍で聴き、「こんな音楽だったのか!」とビックリした次第。印象はまるで違いますね。


ついでに午前中の散歩の様子も。とても寒がりなのに雪景色は大好きなLindaに誘われたので出ることにしました。それにしてもまるで北欧あたりを旅しているかのような重装備(笑)。


何はともあれ、これで田園風景の画像と映像が春夏秋冬で揃ったと喜んでいました。
つづき

昨晩の夕食時に撮影。テーブル上の華やかな飾りが目を惹きますが、父からも生花の基本である不等辺三角形を守っていると褒められていました。

なお南天、檜その他は全て我が家の庭から調達してきました。上の散歩時に失敬してきたものではありません(念のため)。

食後はいつものように録画した番組を二人で観たのですが、最後に再生したのはこれ。いつも六角精児が何とも美味そうにビールや日本酒を飲むので、同じ気分を味わいたいと思っていた私は1合を温存することにしたのでした。Lindaは旅人の「乾杯」の発声に私が杯を合わせるのを面白いと言って、その姿を撮影することにしたようですが・・・・

今日見せてもらったら写っていたのは手と杯だけでした(苦笑)。それはさておき、(音声でも字幕でも歌詞の意味は解っていないはずなのに)実にいいタイミングでシャッターを押したなぁ、と感心してしまいました。なお、この詞は番組の序盤で流れるテーマソング「ディーゼル」(by 六角精児バンド)のものですが、いつも「らく早見」(1.3倍速)で再生していたため、私はずっとアップテンポの曲だと思い込んでいました。
ある日たまたま等倍で聴き、「こんな音楽だったのか!」とビックリした次第。印象はまるで違いますね。


ついでに午前中の散歩の様子も。とても寒がりなのに雪景色は大好きなLindaに誘われたので出ることにしました。それにしてもまるで北欧あたりを旅しているかのような重装備(笑)。


何はともあれ、これで田園風景の画像と映像が春夏秋冬で揃ったと喜んでいました。
つづき

昨晩の夕食時に撮影。テーブル上の華やかな飾りが目を惹きますが、父からも生花の基本である不等辺三角形を守っていると褒められていました。

なお南天、檜その他は全て我が家の庭から調達してきました。上の散歩時に失敬してきたものではありません(念のため)。
以前ここで某お笑い番組のあるコーナーを「下衆の極み」と糾弾しましたが、私以外にも不評だったので、もう止めたのかと思っていたところ・・・・先週放送分では、その「発音カラオケ」とやらを性懲りもなく復活させていました。(その番組では他にも続き物コントの中に著しくつまらないものが複数あるため、制作者に柔軟性が欠けていると判断せざるを得ません。)その早送り途中に見えてしまった部分では、どうやら "th" [θ] 音が減点対象となったらしく、女子アナが「正しくは歯で舌を噛んで・・・・」と「模範的」発音を披露していましたが、それを耳にして私は「正しいもクソもあるか!」と激昂しました。子音であれ母音であれ、日本語にない外国語の音は母語話者のように発音できなくて当たり前でしょう。
このエピソード、前に書いていたと思い捜したものの見つからなかったので紹介しますが、学生時代に生協の食堂でアフリカ出身らしき留学生さんが「ターハン、ターハン」と連呼しているのを見ました。その人の母語に "ch" 音(チャ行)がないため上手く言えないのだろうと私は想像しましたが、ちゃんとオーダーは通っていました。そう聞いてターバンを出してきたりするのは、それこそお笑いの世界。文脈というか状況で炒飯のことと判るはずです。(それゆえ外書購読の授業でも「子音の発音はそんなに気にすんな」と学生に言ってます。)
これも見つからなかったので書きますが、日本語教室に来ているベトナム出身の生徒さんには「すばらすぃいです」「おいすぃかったです」などと言う人の方が多いです(「Youは何しに日本へ?」に登場したインドネシア人技能実習生も同様)。日本語のサ行は正確には "sa, shi, su, se, so" のように[s]と[ʃ]が混在しており、あちらに後者がないからだと思っています。(同様の「ねじれ」はタ行、ザ行、ダ行にも存在します。)一応訂正はしますが、それで直らなかったらそのままにします。問題なく通じますからね。いちいち論ったりするのは野暮というものです。
今度はスペイン語の話。スペインの標準語では "s" 音と "th" 音を区別するため、"Gracias"(ありがとう)が私たちの耳に「グラフィアス」と聞こえたりもすることもあるそうです(NHKラジオ講座より)。一方、同国の南部や中南米では "s" 音しか存在しないため(こちら参照)、"ci"、"si"、"zi" のいずれも「スィ」と読めばOKです。実にありがたい! しかしながら、スペインに行って例えば "cincuenta y cinco"(55)を「スィンクエンタ・イ・スィンコ」と発音しようものなら途端に「この田舎者が」みたいな反応をされてしまうのだとか(幼少時をボリビアで過ごされた方から直に聞いた話)。こういうのは野暮を通り越して下劣としか言いようがないですね。むしろ「発音の正しさなんかで優越感を示したがるのは他に誇れるものが何もない人間」と考えたらいいです。
ということで件の番組ですが、今週の放送では有名歌手を複数呼んで長々と歌合戦をしていたようなので、辟易した私は途中で再生を止めて消去しました。もう録画することはないかも。代わりの娯楽番組はいくらでもありますから。
このエピソード、前に書いていたと思い捜したものの見つからなかったので紹介しますが、学生時代に生協の食堂でアフリカ出身らしき留学生さんが「ターハン、ターハン」と連呼しているのを見ました。その人の母語に "ch" 音(チャ行)がないため上手く言えないのだろうと私は想像しましたが、ちゃんとオーダーは通っていました。そう聞いてターバンを出してきたりするのは、それこそお笑いの世界。文脈というか状況で炒飯のことと判るはずです。(それゆえ外書購読の授業でも「子音の発音はそんなに気にすんな」と学生に言ってます。)
これも見つからなかったので書きますが、日本語教室に来ているベトナム出身の生徒さんには「すばらすぃいです」「おいすぃかったです」などと言う人の方が多いです(「Youは何しに日本へ?」に登場したインドネシア人技能実習生も同様)。日本語のサ行は正確には "sa, shi, su, se, so" のように[s]と[ʃ]が混在しており、あちらに後者がないからだと思っています。(同様の「ねじれ」はタ行、ザ行、ダ行にも存在します。)一応訂正はしますが、それで直らなかったらそのままにします。問題なく通じますからね。いちいち論ったりするのは野暮というものです。
今度はスペイン語の話。スペインの標準語では "s" 音と "th" 音を区別するため、"Gracias"(ありがとう)が私たちの耳に「グラフィアス」と聞こえたりもすることもあるそうです(NHKラジオ講座より)。一方、同国の南部や中南米では "s" 音しか存在しないため(こちら参照)、"ci"、"si"、"zi" のいずれも「スィ」と読めばOKです。実にありがたい! しかしながら、スペインに行って例えば "cincuenta y cinco"(55)を「スィンクエンタ・イ・スィンコ」と発音しようものなら途端に「この田舎者が」みたいな反応をされてしまうのだとか(幼少時をボリビアで過ごされた方から直に聞いた話)。こういうのは野暮を通り越して下劣としか言いようがないですね。むしろ「発音の正しさなんかで優越感を示したがるのは他に誇れるものが何もない人間」と考えたらいいです。
ということで件の番組ですが、今週の放送では有名歌手を複数呼んで長々と歌合戦をしていたようなので、辟易した私は途中で再生を止めて消去しました。もう録画することはないかも。代わりの娯楽番組はいくらでもありますから。
昨日はこの冬1番の冷え込み。当地も結構雪が積もりました。(前日の夜にタイヤ代えといて正解。)

寒い日の夜は何といっても鍋。ということで昨晩は火鍋でした。(Lindaに指摘されたように配膳の前に撮影すべきでした。)最近は「ピリ辛」ならぬ「シビ辛」がちょっとした流行になっていると何かのグルメ番組が紹介していたため、作ってみる気になりました。袋裏のレシピにはこだわらず、冷蔵庫にあった食材を適当に入れて煮込み、味見をしたところ・・・・・
「こりゃ出せんわ」(自分以外の二人は食べれまい)と思いました。パッケージに「唐辛子の辛さと花椒の痺れが特徴の麻辣風味」とありますが、その味は予想していたよりはるかに強烈。そこで・・・・

この写真では分かりにくいかもしれませんが、浮いている辣油部分を可能な限りすくい取りました。辛味成分のカプサイシンは脂質によく溶けますから、これでかなり除去できたはず。それでもLindaと父は「辛い辛い」と最初言っていましたが、やがて「美味しい美味しい」に変わり、次々と口に運んでいました。たしかに慣れてくると「辣味」と「麻味」(こちらに解説)の相乗効果が感じられるようです。(なお体はしっかり温まったものの、汗が噴き出してくるようなことはありませんでした。辛さの種類が異なりますからね。)

雑炊を食べる頃には私は辛さをほとんど感じなくなっていたため、取っておいた辣油をトッピング。これで丁度良くなりました。(こちらでも紹介していましたが、名古屋に住んでいた頃、あるラーメン屋で大食い、早食い、激辛を全てクリヤして「三冠王」に認定されたことがあります。今でもそこそこの辛さなら大丈夫です。)

実は台所にまだこれだけあります。(水曜日にも寄せ鍋を作りました。)それにしても業務スーパー(神戸物産)の鍋の素(つゆ)は安いですね。たまたま観たこの番組で知りましたが、二桁価格(税抜98円)は自社工場製造ゆえでしょう。それらを一通り試して気に入ったものはまた買うつもりです。ただし今回の火鍋は微妙かな。一方、画像中央と左端の品は他店での購入で値段は2倍以上しますが、うち前者は鍋そのものよりシメの雑炊(リゾット風)が絶品だったためのリピートです。後者の有名カレー専門チェーン店とのコラボ商品も楽しみ。
おまけ
そのカレー店で思い出したこと。たぶん2004年の夏ですが、来日していたナミビア人の共同研究者(故人)を助手席に乗せて職場のある彦根から彼がセミナーをすることになっていた名古屋へ移動していました。昼食をどうしようか考えていたら遠くにその店の看板が見えたので、「辛いのは大丈夫?」と尋ねたら「イエス」だったので入りました。ところが・・・・・・
私が5辛を頼んだのに対し、彼は安全策で1辛を選んだにもかかわらず、最初の一口で「何だこの辛さは!」と悲鳴を上げ、結局1/3も食べられずギブアップ。そういえばナミビアには辛い料理が全くといっていいほどありませんでしたから(おそらく彼の祖国&隣国のザンビアも同様)、抵抗性がほとんどなかったということでしょう。
唐辛子の原産地は南米アマゾン河流域とされていますが、それが伝播した国・地域と長らく持ち込まれることがなかった所では辛味に対する嗜好が大きく異なっています。南米だとボリビアがOKなのに隣のパラグアイは全然ダメ。アジアだと私が何度も行ったインドネシアは日本人にとっての激辛が普通みたいでしたが、同じ島国でもフィリピンは辛い料理がほとんどないそうです。面白いですね。
これを書いている間に思い出したことですが、唐辛子がインドに伝わったのは早くて16世紀の初めなので(コロンブスの新大陸「発見」は1492年)、当然ながらそれ以前に食べられていたカレーの味は全く違っていました(こちら参照)。古文書に残されていたレシピによると当時は胡椒で辛味を付けていたとのとで、それを再現するという番組を観たことがあります。が、出来上がった料理はまるで美味しくなかったようで、出演者はことごとく失望の表情を浮かべていました。でもそんなに不味いのなら却って興味が湧くというものです。
おまけ2(鍋つながりで)

先日パッキンを交換した圧力鍋で先ほどダイズを煮てみましたが、それまでのように蒸気が激しく漏れることも火を止めてすぐ栓が落ちるようなこともなく、余熱で圧力がしばらく維持されていました。ということで、1000円ちょっと払った甲斐がありました。

寒い日の夜は何といっても鍋。ということで昨晩は火鍋でした。(Lindaに指摘されたように配膳の前に撮影すべきでした。)最近は「ピリ辛」ならぬ「シビ辛」がちょっとした流行になっていると何かのグルメ番組が紹介していたため、作ってみる気になりました。袋裏のレシピにはこだわらず、冷蔵庫にあった食材を適当に入れて煮込み、味見をしたところ・・・・・
「こりゃ出せんわ」(自分以外の二人は食べれまい)と思いました。パッケージに「唐辛子の辛さと花椒の痺れが特徴の麻辣風味」とありますが、その味は予想していたよりはるかに強烈。そこで・・・・

この写真では分かりにくいかもしれませんが、浮いている辣油部分を可能な限りすくい取りました。辛味成分のカプサイシンは脂質によく溶けますから、これでかなり除去できたはず。それでもLindaと父は「辛い辛い」と最初言っていましたが、やがて「美味しい美味しい」に変わり、次々と口に運んでいました。たしかに慣れてくると「辣味」と「麻味」(こちらに解説)の相乗効果が感じられるようです。(なお体はしっかり温まったものの、汗が噴き出してくるようなことはありませんでした。辛さの種類が異なりますからね。)

雑炊を食べる頃には私は辛さをほとんど感じなくなっていたため、取っておいた辣油をトッピング。これで丁度良くなりました。(こちらでも紹介していましたが、名古屋に住んでいた頃、あるラーメン屋で大食い、早食い、激辛を全てクリヤして「三冠王」に認定されたことがあります。今でもそこそこの辛さなら大丈夫です。)

実は台所にまだこれだけあります。(水曜日にも寄せ鍋を作りました。)それにしても業務スーパー(神戸物産)の鍋の素(つゆ)は安いですね。たまたま観たこの番組で知りましたが、二桁価格(税抜98円)は自社工場製造ゆえでしょう。それらを一通り試して気に入ったものはまた買うつもりです。ただし今回の火鍋は微妙かな。一方、画像中央と左端の品は他店での購入で値段は2倍以上しますが、うち前者は鍋そのものよりシメの雑炊(リゾット風)が絶品だったためのリピートです。後者の有名カレー専門チェーン店とのコラボ商品も楽しみ。
おまけ
そのカレー店で思い出したこと。たぶん2004年の夏ですが、来日していたナミビア人の共同研究者(故人)を助手席に乗せて職場のある彦根から彼がセミナーをすることになっていた名古屋へ移動していました。昼食をどうしようか考えていたら遠くにその店の看板が見えたので、「辛いのは大丈夫?」と尋ねたら「イエス」だったので入りました。ところが・・・・・・
私が5辛を頼んだのに対し、彼は安全策で1辛を選んだにもかかわらず、最初の一口で「何だこの辛さは!」と悲鳴を上げ、結局1/3も食べられずギブアップ。そういえばナミビアには辛い料理が全くといっていいほどありませんでしたから(おそらく彼の祖国&隣国のザンビアも同様)、抵抗性がほとんどなかったということでしょう。
唐辛子の原産地は南米アマゾン河流域とされていますが、それが伝播した国・地域と長らく持ち込まれることがなかった所では辛味に対する嗜好が大きく異なっています。南米だとボリビアがOKなのに隣のパラグアイは全然ダメ。アジアだと私が何度も行ったインドネシアは日本人にとっての激辛が普通みたいでしたが、同じ島国でもフィリピンは辛い料理がほとんどないそうです。面白いですね。
これを書いている間に思い出したことですが、唐辛子がインドに伝わったのは早くて16世紀の初めなので(コロンブスの新大陸「発見」は1492年)、当然ながらそれ以前に食べられていたカレーの味は全く違っていました(こちら参照)。古文書に残されていたレシピによると当時は胡椒で辛味を付けていたとのとで、それを再現するという番組を観たことがあります。が、出来上がった料理はまるで美味しくなかったようで、出演者はことごとく失望の表情を浮かべていました。でもそんなに不味いのなら却って興味が湧くというものです。
おまけ2(鍋つながりで)

先日パッキンを交換した圧力鍋で先ほどダイズを煮てみましたが、それまでのように蒸気が激しく漏れることも火を止めてすぐ栓が落ちるようなこともなく、余熱で圧力がしばらく維持されていました。ということで、1000円ちょっと払った甲斐がありました。

昨日のおやつ時に撮影。Lindaがまたパンを焼いたのですが、うち1種類はここで紹介した番組テキストの第2回放送分(フルーツサンド)に載っていた「塩こうじのミニ食パン」(レシピはこちら)です。塩の代わりに塩こうじを使うことには「小麦粉の香りが引き立つ」「短時間の発酵でも膨らみやすくなる」といったメリットがあるそうですが、実際ふっくらとした仕上がりで非常に美味。Lindaが作った食パンとしてはベストの出来と思いました。なお、テキストと睨めっこしていた彼女から「この『塩こうじ』ってなに?」と訊かれたのですが、うまい具合に3日前に仕込んだものがありました。まだ粒々が残っていて少し早いかな、と思いましたが、ちゃんと働いてくれたようです。

ということで、私は例によって植物性のチーズを作っています。年末年始にはワインや日本酒の伴侶となります。
おまけ
本記事のタイトルは「渡りに船」にするつもりでしたが、5ヶ月前に使ってました。最近はこれで悩むことも度々です。別に使い回ししたって構わないんですけどね(苦笑)。代わりを見つけましたが、いつかは出尽くすでしょう。