少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

素晴しい敗戦①

2008-12-08 | 練習・試合後記
昨日、今年最後のそして
6年生にとっての最後の大会が行なわれました。

先週の悲しすぎる敗戦から一週間。
最後にどんな戦い方を見せてくれるのか、
相手は強豪。しかし彼らの力を出し切れば・・・
そんな思いを持ちながらの開会式。

当初の予定は、開会式終了後学校に引き返し
午後の試合に備えての練習。
が、低学年の試合が第一試合。
そのまま居残って応援をすることに

低学年チームは結成直後に一勝を挙げたのみ。
それ以降連敗街道まっしぐら。
でも、最近は試合内容が良くなって来た。
今回の相手は、頑張り次第では・・・

試合は2点を先行するも、
そのウラに同点。さらに次の回に2点を追加され
苦しい展開。
3回以降両チームとも無得点で最終回に。

コチラの攻撃は、9番のスーパー2年生。
"お前なら出来る”と祈るも
あえなく三振。
バッターは1番に還って、4年T.T。

ココで、低学年のお母さんが。
まだよくルールが分からないそうで、
「監督、ファールは何回まで打って良いのですか?」と質問。
そんな初歩的な質問に優しく答えてあげました。
「2ストライクまでは、ストライクにカウントされるけど、
25回打ったらアウト。でもグリップエンドに当たった時は
ノーカウントです
「エー。野球って複雑なんですね
「ウソです。」

なんてバカな会話をしていたら、
炎の4連打(だったよな)で逆転。
5-4。後は守るでけ・・・

しかし、先頭打者をフォアボール。
嫌な予感それが的中。

最後、ランナー3塁、ボテボテのショートゴロ。
ショートのKD、懸命にダッシュもちょっとファンブル。
サヨナラ

さて、学校に帰って来た高学年チーム。
低学年は惜しかったけど、何が足りないと思う。
全員が「声が出ていない」との答え。
確かに声が出ていなかった為、中継やフライを譲る場面が・・・

「じゃ、キミ達は声で負けないように。
たとえミスしても、声を出す事で、吠える事で
気持ちを切り替えて行こう

さて、低学年の必死のプレーを見て、何かを感じてくれたか?
また、反省を生かしてくれるのか?
最後の試合にどれ位の思いを見せてくれるのか?


コメント (4)
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