少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

観察と工夫

2017-08-02 | 新しい役所
今日はタジケンさんの7月27日のメルマガから


日刊スポーツより、
元ヤクルトの宮本慎也さんのコトバを紹介します。

7月10日の巨人対ヤクルトについてです。

試合詳細はこちら


中略

甘い球とはいえ、本塁打にした山田に文句はない。

しかし直前の広島との3連戦を見ても、
体の開きが早く、本来の調子を取り戻してはいない。

本塁打にできるのは内角付近の甘い球だけ。
そこに投げなければ、長打の確率は低いと思っていた。

しかし巨人バッテリーは初回1死一塁からの
第1打席でも内角のスライダー。紙一重の打ち損じで遊飛だが、
結果オーライの配球。

第2打席の2ランも、内角へのスライダー。
打者の動きを洞察できない


もう、コレ。
今年のバッテリーに何度こんな事を言っているか。

この前の試合の記事でも書きましたが、
スローボールに合っていない打者に対して、
スローボールで追い込んでおきながら、
次の速球を打たれる

打者の動きを全く見ないないし、
遅い球の後は速い球のオートマチック配球。


で、メルマガの続き

ヤクルト野球には執念を感じない。
7回、3番手で登板した近藤は、
確かに一生懸命投げたのかもしれない。


中略

抜けた球を投げてしまった後は、
逆にひっかけてワンバウンドを投げるつもりで
修正しようという意識は見られなかった。


これも何回言っているか

最近サイド気味に投げているカイセイ。
右打者に対して、
真ん中から外にボールが逃げていってボールの判定が続いているのに、
同じ所に立って、同じ所に踏み出して、同じように腕を振って、
同じような軌道。
もの凄い再現性。ある意味凄いけど
プレートを踏む場所を三塁寄りにするとか
すれば良いのに


で、頭を使えって言っても一向に変わらないので、
罰走付きのバッティング練習の時にヒントを
「一つ前の高めのボールを振りに行って、今の低めのストライクは無反応。
このバッターは何を狙ってる?」
「このバッターは、高目が好きで、前の打席でも高めのボール球を打っている。
じゃこの打席は何から入る?」

こんな感じでヒントを出しました。
このヒント、バッターも聞こえているから、
高目が好きなバッター。って言われたイマちゃんは、
普段なら振らない低めを狙ってヒット。

少しは観察と工夫が出来たかな?
コメント (2)
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