少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

一番の収穫

2017-08-22 | 新しい役所
ナンだ、今日はケイタ居ないんだ。
俺が来るって、察知したか

合宿で頑張ったケイタの合宿後の練習が気になっていた。

あの頑張りは、あの時だけのモノだったのか?
それとも本当に覚醒したのか?

ボーと立っていたら、ムロ父コーチが近づいて来た。
「ケイタ、昨日も頑張って着いていってましたよ。
合宿で泣かされたんだって?って聞いたら、
ずっと泣いてました。って言ってました。」
「冷たくしたからね
それにしても、ずっと泣いてたって大袈裟な。
一日二時間として六時間しか泣いてないと思うけど

「投げ方も随分良くなってました。」
「自信が着いたんだね。合宿では打つのも良かったよ。」
「こんな僕でも出来るんですね。って言ってましたよ。」
「本当に?でもさぁ、あれだけサボっていたのに、
周回遅れでも、同じ数を消化出来たって事は
元々、それだけのモノを持っていたんだよ。」
「少し厳しくしないとイケなかったんですかね。」
それは分からないけど、
ケイタには良かったのかな
それなのに、この日のお休み。
勿体ないなぁ

「合宿一番の収穫でしたね。」って言ってムロ父は去って行ったけど、
一番の収穫?
いえいえ、ケイタの事は二番目。

一番の収穫は、ゴルフ部員が増えた事
ドンドン増殖中。

あぁゴルフ行きてぇ
コメント (2)
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