少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

シュート回転

2019-06-03 | 新しい役所
タジケンさんのメルマガから

タイトルは「外野手のシュート」

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ヤクルト・高津臣吾二軍監督の
『二軍監督の仕事』より紹介します。


「考え出すときりがないのだが、コーチ陣から出た話で面白かったのは、
「右利き」「左利き」によって、レフトとライトには向き、不向きがあるという。

僕が「ほほう」と唸ったのは、次のような話だ。

ライトを守る左利きの選手は多いのだが、バックホームをする時、
どうしても送球がシュート回転になってしまうことが多く、
捕手がタッチしにくいのだという。

人間がボールを投げる動作をすると分かるのだが、投げ終わった時に、
手は利き腕の外側を向くようになっている。
右利きであれば、手のひらは右に向くし、左利きは左に向く。
つまり、普通に投げるとシュート回転がかかるのが自然なのだ。

コーチ陣の話によれば、ホームでのクロスプレーを考えると、
右利きのライトがシュート回転で投げてくれた方がタッチがしやすく、
左利きは一塁側に流れるので、やはり難しい。

では、レフトは左利きがいいかというと、これもまた右利きの方がいいという。
左投げのレフトだと、やはり一塁側にボールがシュート回転し、
追いタッチ(走り込んでくるランナーを後ろから追うようにタッチすること。
タッチが空振りになることもあり、推奨されないプレー)になってしまう。

右利きのレフトであれば、シュート回転したボールが
ちょうどランナーを追いかけるような形になり、タッチがしやすい。

この考え方を聞いて、驚いた。
「じゃあ、左利きを守らせるところ、ないやん?」
突き詰めていくと、そういうことになりかねず、
左の野手で使えるのはセンターとファ─ストだけ、ということとになってしまう。

ただし、どこにでも例外はいるもので、左投げの外野手でも、
きっちりボールをコントロールできる選手もいるにはいる。
僕はこの議論をした時に、野球はなんと奥深いスポーツなのだと唸ってしまった」

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小学生の場合、外野から一本でバックホームってのはナカナカないですから、
考えたこともないし、これからもその対策をすることはないと思いますが、

前から気になっていたサードや深い所で捕球した時のショートからの
ファーストへの送球。
この送球がホーム側に逸れるって事。

ライト側に逸れてくれれば、バッターランナーは
ベースを踏んだ後は外に駆け抜けていくので
ファーストとの接触は避けられますが、
ホーム側に送球側に逸れると一塁線付近を走ってくる
バッターランナーと接触って危険性は大。

私も激突された事があります。
内側走ってんじゃねぇよって感じ。
不意を突かれたから、すごく痛かった

なので、サード、ショートへのノックの時から、
ライト側に投げるように言っているけど、
ホーム側に逸れてばかり

どうして?って思っていたけど、
シュート回転しているからなのね。

じゃあ、どうする

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2 コメント

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Unknown (PAT)
2019-06-03 22:10:31
レフト、ライトは右利きの方が有利なんですか。
バックホームの送球がシュート回転するっていうのは、よく見ている気がしますが、左右の違いで向き不向きがあるとは考えもしませんでした。
しっかりとコントロールできる選手は問題ないとしても、左利きの選手が適してるポジションって少ないんですね。
そうなると、野球って左利きには優しくない競技っていうことになりますね。
ん?!でも、ピッチャーって左利きの方が有利だから、結局は、どっこいどっこいですかね。
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PATさん ありがとうございます。 (穴金空歩人)
2019-06-04 18:15:57
>ピッチャーって左利きの方が有利だから
バッターも一塁に近い左の方が有利ですよねぇ。
左対左より右対右の方が少ないし。

右投げ左打ちが有利
返信する

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