演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

たまゆらに

2014年05月08日 00時04分35秒 | 読書

山本一力の小説だが、webでは評価がわかれているようだ。
個人的には、欠点が多いものの最近の作品の中では好きな一篇だ。
一時期あった力みが、抜けた感じがするのだ。
小説って、基本は娯楽なんだと思う。

傑作は一生の間に一篇でもあればいい。
たんたんと楽しめる作品を書いてほしいものだ。
傑作なんて、50年後には誰も覚えていないのだから。