ミステリーランド第5回配本の歌野晶午の作品です。
あらすじは講談社BOOKS倶楽部より
星野台小学校5年1組の翔太たちは、探偵クラブ「51分署捜査1課」を結成した。いくつかの事件を解決し、ついに、町のはずれにある悪魔の巣窟のような屋敷、デオドロス城(僕たちが勝手に名付けた)にまつわる数々の怪しいウワサの真相を確かめるべく探険することに!潜入直後、突然ゾンビ女(?)が現れたかと思うと、庭の小屋の中で謎の消失!新たに女子2人が加わった「51分署捜査1課」は再び城に。今度は小屋の中で乳母車男(!?)の死体を発見してしまうのだが、その死体も消滅してしまう。やはりデオドロス城には何かただならぬ秘密が隠されているのだ。
小学生が読んだら、面白くないところは途中で出てくるアリのクイズかなと、思いますが、逆に面白がる子はここが一番面白いのかもしれません。
トリックはまあ、本格派でしょう。子供たちの会話がいいですね。
初めて読んだ作者ですが、普段の作品はもっとトリッキーなんだそうです。どうトリッキーなんでしょう。ちょっと気になります。
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