演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

演技のことを書いていて・・・なぜ台詞ではなく

2012年12月24日 11時56分16秒 | 演技

自分で書いたものを読み返してみると
時々音の聞き方という説明をしています。
もちろん相手のセリフを聞くというのもあるのですが
音そのものをどう聞くかという意味も含めています。

後ろから声ををかけられた時
あなたは内容に反応していますか?
ふつう、内容になんか反応しないですよね。
音の持つニュアンスに反応しているわけです。

逆に言うと、どう音を出せば相手が演出の思う通り反応するか
音を出す側の、責任も出てきます。

台詞の内容ではなく
台詞の音に反応させる。

歌舞伎とか能ってある意味そんなところありませんか?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿