演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

最近見たDVD 6月分(1)

2011年06月08日 08時52分16秒 | DVD

「ICHI」監督:曽利文彦

綾瀬はるかの「ぼくの彼女はサイボーグ」がよかったので
同時期の「ICHI」も借りてきた。
最近うわさになっている大沢たかおとの初共演作品だ。
憎らしいほど大沢たかおとの息が合っているように思える。

ストーリーも見せ所がきちんと作られていて面白い。
しかし、綾瀬はるかは何をやらせてもうまいなあ。
音楽のよさも目立った作品ですね。

「ベンジャミンボタン」監督:デヴィッド・フィンチャー

1918年のニューオーリンズ。80歳の姿で生まれた赤ん坊はある施設の階段に置き去りにされていた。黒人女性のクイニーはその赤ん坊を拾い、ベンジャミンと名付け、自身が働く老人施設でベンジャミンを育てる。ベンジャミンは成長するにつれ若返っていった。

という話なんです。
誰かが単調で長いと書いていたけど、分からないではない。
病院のシーンとでのハリケーンの話とかはあんなに繰り返される必要があるのだろうか?
でも、役者の演技がうまくて、魅せる。特にケイト・ブランシェットがよかった。

「ラブリーボーン」監督:ピーター・ジャクソン

スージー・サーモン(シアーシャ・ローナン)という魚の名前のような彼女は、14歳のときにトウモロコシ畑である者に襲われ、殺されてしまう。そしてスージーは天国にたどり着くが、父(マーク・ウォールバーグ)は犯人探しに明け暮れ、母(レイチェル・ワイズ)は愛娘を守れなかった罪悪感に苦しむ。

という話で、シアーシャ・ローナンが可愛くてよかったです。
「THE LOVELY BONES」という原題なんですけど、題だけ見たときには
生まれてよかったね、という意味なのかと思っていたのですが
骨なのね。
幸せな死者ってことになるのかな。
賛否両論の映画のようですが、子供受けはいいのではないかな。
ただ、CGはいらなかったかもしれません。

親としては複雑な気分になりました。ここまで、子供を思ってやれるのかどうか。

「ソルト」監督:フィリップ・ノイス

アンジェリーナ・ジョリーとフィリップ・ノイス監督が、「ボーンコレクター」以来のタッグを組んだ作品とのことで、サスペンス満載で面白かったです。

アメリカCIA本部。優秀な分析官イブリン・ソルトは、突然現われたロシアからの亡命者・オルロフを尋問する。特殊スパイ養成機関の元教官だという彼は、アメリカに長年潜伏してきたロシアのスパイが、訪米中のロシア大統領を暗殺すると予告する。そして、そのスパイの名は「イブリン・ソルト」だと告げる。一転して二重スパイ容疑をかけられたソルトは、身の潔白を訴えるが聞いてもらえず、最愛の夫の身を案じてCIA本部から逃走。だが自宅に夫の姿はなく、何者かに連れ去られた形跡が残っていた…。

という話なんですけど、まあねえ、細かいところを突っついても仕方がないような作品です。
アクションと奇想天外な展開を楽しめばいいので、他は望んじゃいけません。

 


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