演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

難しい演出-2

2009年11月24日 23時51分53秒 | 演出
ブレーメンの音楽隊の脚本指導をしていたときの課題です。
役柄の設定が親に捨てられた犬の男の子。
大学生が書いてきたのは
「僕は捨てられて悲しい」
「お父さん、お母さんに会いたいよう」
だったのですが、私は次のどれに書き換えたでしょう。
設定では、このあとわがままな老メスネコと出会います。

1.泣き喚いて、眠たいと言う。「明日になれば、目が覚めればお母さんに会えるんだ」
2.「ぜんぜん平気さ、悲しくなんてない。きっと会える。だから、僕はここで待っているんだ」
3.「腹減った、なんか食わせて」


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1 コメント

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解答です (管理人)
2009-11-27 12:52:27
どれでも正解のようですが、私が書いたのは2です。
2.「ぜんぜん平気さ、悲しくなんてない。きっと会える。だから、僕はここで待っているんだ」

なぜかというと、そのあとでわがままな猫と会うので、けなげな少年という対比する存在にしたかったからです。
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