ミステリーランド第3回配本の太田忠司の作品です。
あらすじは講談社BOOK倶楽部より
5年生の夏休み、洸は物心がついてから1度も会っていない祖父・白木義明の住む茶木村で過ごすことになった。アサギマダラという蝶が群れとび、鍾乳洞があり、豊かな自然が残る村には、山を守る“テツ”がいるという。
「茶木牧場&白木万能学研究所」なる看板をかかげた祖父は、あらゆることの先生として、村民から尊敬されていた。だが、なにか皆に秘密にしていることがありそうだ。村にかくされているという宝と関係があるのか……。ある日とつぜん祖父が姿を消した。茶木村を観光地化しようと前村長の不良息子が会社社長となって戻ってきたのと、関係があるのだろうか。彼の真の狙いは村の宝にあるのでは……。
まあ、一番驚いたのは挿絵をよく見ていなかった自分のうかつさでした。何を書いてもネタばらしになりそうなので、詳しく書けないのですが、嫌いではない作品です。でも、ちょっと反則技かな、と思える構成です。
しかし、人口500人もいれば、バスぐらい通っていると思うのですが、なんで、洸は峠越えをして村へたどり着かなければならなかったのでしょうか?
後半になると、ちゃんと自動車も登場するのに?
細かい「?」が結構あって、少しだけ気になりました。面白いことは面白いです。
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