明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

明治乳業関連子会社:沖縄明治乳業株式会社でアレルギー表示欠落

2010年09月08日 18時56分38秒 | お知らせ
 明治乳業本体しかり、関連子会社においても不祥事が発生していますが、これまではお客様に被害がございませんでしたご安心くださいと云うたぐいで「食の安全・安心」をないがしろにしてきた明治乳業。この度、沖縄明治乳業のホームページにアクセスすると、なんと、ステックアイス アレルギー表示欠落 アレルギー症状が発生する可能性で商品回収との記事が目についた。
 
 沖縄明治乳業(株)は、同社が販売するスティックアイス「帰ってきた えりまきトカゲ」において、原材料表示にアレルギー物質「落花生」の記載が漏れていたことが判明したと発表した。落花生アレルギーを持っている人が誤って食べた場合、アレルギー症状が発生する可能性があるため、同社は商品を回収し返金するとしている。
 アレルギーは様々の食材で発症することがわかってきています。アイスが好きな方が「落花生」入りを知らずに食してしまったらと考えるとゾッとしませんか。単なる表示欠落ではすませられない問題ではないかと考えます。
 
 ホームページで掲載している内容全文を皆様にお知らせしておきたいと思います。

● お詫びと商品回収のお知らせ
平成22年6月15日
 この度、弊社が販売しておりますアイス「帰ってきた えりまきトカゲ 90ml」につきまして、原材料表示にアレルギー物質の「落花生」の記載漏れが判明いたしました。「帰ってきた えりまきトカゲ 90ml」には落花生を含む旨の表示がありませんが、当該商品には落花生が含まれております。
 従って、落花生アレルギーをお持ちのお客様が、落花生含有商品との認識をお持ちにならずに「帰ってきた えりまきトカゲ 90ml」を召し上がった場合、アレルギー症状が発生する可能性がございますので、当該商品を自主回収させていただきます。
 落花生アレルギー体質のお客様ならびにご家族の皆様、また関係者各位には多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳なく心より深くお詫び申し上げます。
 大変お手数ではございますが、お手元に当該商品がございましたら、下記送付先まで料金受取人払いにてお送りくださいますようお願い申し上げます。後日商品代金をお返しさせて頂きます。
 今後は安全・安心な製品を提供するため、品質管理体制を強化し、再発防止に努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。



1.対象商品
(1)商品名
スティックアイス
「帰ってきた えりまきトカゲ 90ml」

(2)販売者及び製造者
1.販売者
    沖縄明治乳業株式会社
2.製造者
    エムアンドビー株式会社

(3)販売地域
沖縄県内

2.お客様からのお問い合わせ先と商品のご送付先
お問い合わせ先
電話番号 098-877-5274
午前9時から午後5時まで受付いたします。
ご送付先
〒901-2502 沖縄県浦添市牧港1-65-1
沖縄明治乳業株式会社
お客様からご連絡いただきました氏名、住所などの個人情報は本件の目的以外には
使用いたしません。
コメント (1)
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雨を呼び込む明乳争議団、親会社明治HD座込み実施

2010年09月08日 15時48分18秒 | レポート
 これまで猛暑・真夏日が連日続く異常気象でした。明治乳業争議団が行動を実行するたびに、なぜか雨が降ります。「雨降り争議団」という異名をいただいています。7月時点に、9月8日~9日親会社明治HDに対し座り込みを計画・実施を決めていました。ところがどうでしょうか、約一ヶ月振りに、台風9号の影響が8日の朝から現れ気象予報からも早まり、JR東京駅八重洲南口側宣伝から雨がパラツキはじめてきました。支援者の方々が一様に、明乳争議団の皆様のおかげで「恵みの雨」ありがとうと云ってきました。私たちもその通り、農家の方々もこれで一息つけるでしょう。と、まさに「雨乞いの争議団」です。雨のほしい方は是非とも明乳争議団に行動提起をしてください。日程を確定します。
 
さて、朝宣伝は9団体21名で実施。明治HD前座り込みには延べ28団体50名で雨の中実施しました。挨拶には、主催者を代表して永瀬事務局長は、この間の運動の報告と秋口から来春にかけ運動を強める決意を。
*リレートークに元東芝差別闘争で和解解決した海老根さんは、東芝の労務政策は公安を雇い入れて労働者を弾圧した内容を明乳の労務政策とをだぶらせて明快に明乳を断罪しました。
*金融労連に結集する八千代銀行の中で、パワハラのもとで書いた「退職願」の撤回を通知したが、銀行は認めず退職とされた問題の支援を本人に代わって訴えた村上さん。
*明治製菓が親会社でありながら経営権を放棄し、ファンドに委ねる中で、昭和ゴム労働組合が、企業再建闘争を余儀なくされ身銭を切りながら闘い黒字に転じた矢先に、次なる悪徳ファンドが経営権を牛耳り「昭和ゴムホールディングス」を設立し4分割子会社で労働組合解体の攻撃を強めている等を報告した大庭さん。
*時間の都合上帰られる支援共闘会議議長松本さんは、明治乳業の原点は昭和47年に国会問題になった「インチキ牛乳」を製造販売し3人の役員が辞職に追い込まれた問題、昭和57年に大阪工場の女性労働者が一畳半のプレハブ小屋に隔離された人権問題が同じく国会で取り上げられやむなく解放した問題の体質などを中心に話されました。
*東京美装に働く中でセクハラ・パワハラを受けやむなく司法の場で闘いを決意した川崎さんは、東京高裁は女性が受け続けてきた事実に目を向けずに、手を出した本人の犯罪を免罪した。女性の権利を守るためにも私は負けられませんと決意を語りました。
*農民連の上山さんは、いま、米作農家が直面している米価の低価格によって、60Kg生産に掛る費用は1万6千5百円なのに、米価は1万円前後になっている、一俵の俵に5千円札を付けて出荷する事態だと話し、10日には農水省に対し交渉・市民にアッピールデモを行う、争議団が配布しているチラシに円高差益の中で乳業3社が24億円もぼろもうけ、酪農家・消費者に還元することはまっとうな要求だと話されました。
*争議団を代表して小関団長は、雨の中駆けつけていただいたお礼と東京高裁で確定した事実内容と全国都労委の闘いを通じて早い時期に解決の目途をつくりたいと決意を話した。
 
 明治HDは、要請団に対し相も変わらず警備会社員8名をバリケードに配置し、一切連絡も取りつがせないことに終始しました。
 台風9号の雨脚も強くなり、予定していました午後1時までの座り込みを12時10分で終了することにいたしました。明日の座り込みは、台風も熱帯低気圧に変わりましたが、秋雨前線が残るようでチョット心配です。皆さまのご支援を改めてお願いします。
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