明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

不祥事を株主総会で質すも、お客様に危害はございませんご安心ください!

2011年12月26日 15時33分05秒 | お知らせ
明治グループ「企業行動憲章」「理念体系」は絵に描いた餅か?

企業行動憲章


私たち明治グループは、「食と健康」に関わる事業に携わる者として、その責任の重さを自覚しながら、企業として健全に発展していくことで、社会への責務を継続的に果たしていきます。
そのために、役員及び従業員は、諸法令、国際的取り決め、社会規範、およびグループ各社の定める諸規定などを遵守し、高い倫理観のもと、公正かつ誠実に行動します。

上記の前文に9項目が謳われており、さらに、企業行動憲章の上に添付した「行動指針」「経営姿勢」「グループ理念」でお客様と接していると言う。企業行動憲章のまとめ的10項目目に、私たちは、この憲章の精神を理解し、グループ企業に広く周知徹底してその実現に努めます。万一この憲章に反する事態が発生した場合には、自らの責任でその解決に取り組み、原因究明・再発防止に努めるとともに、自らを含めて厳正な処分を行います。と、規定しています。

ならば、以下の事例は「経営責任者」として問われないのでしょうか? 

明治乳業」の食の不祥事、汚れた歴史
  雪印集団食中毒事件(2000年)の教訓を生かさなかった浅野社長

◎ 2000年9月
 明治乳業軽井沢工場 チーズ製品にゴム破片の混入が発覚し製品を回収した。

◎ 2001年6月
 明治乳業福岡工場 塩素原液を河川に流失させ、川魚を大量死させた。
明治
◎ 2002年8月
 明治乳業の子会社明治アグリス 「狂牛病」対策肉と偽って補助金を不正申請した。

◎ 2002年12 月
 明治乳業十勝工場 破損した破片が混入した可能性があるとバター5万個余を回収した。

◎ 2003年2月
 明治乳業埼玉工場 粉ミルク缶表示と異なる製品を販売し、乳幼児が吐き出す事件が発覚した。

◎ 2003年6月 
 明治乳業関東工場 LG21ヨーグルト製造過程で、ガッセリー菌添加装置にトラブルが発生した。
 会社は菌が正常添加されない事を承知で製造を続行した。現場から異常・不良製品との指摘があっても
 出荷販売を継続した。
 
◎ 2003年7月 
 明治乳業はコープ北陸事業連合と明治乳業の契約商品「コープ3・6牛乳」で産地偽装の契約違反をお
こした。
 「北海道産原乳と地元産原乳をブレンド」との契約に反し、長期間、北海道産を使用せず、東海産など
近場の原乳使用の実態が、コープの立ち入り調査で発覚した。最終的にはコープ北陸事業連合と示談で
処理をした。

◎ 2004年6月 
 明治乳業稚内工場 汚染脱脂粉乳の再利用で「食品衛生法違反」が判明し食用流通停止処分を受けた。
 菌汚染脱脂粉乳として倉庫保管していたものを、一年後に再利用した。
 稚内保健所、道衛生局の査察で発覚した。

◎ 2004年12月~ 
 明治乳業静岡工場 ダイエー向け製品(DF製品)、ホイップクリームの回収製品を再利用していたこと
が発覚した。
 製造機械の変更に伴い、製品が「柔らか過ぎる」とのクレームとなり、大量に回収された。
 通常-15℃保管の冷凍製品を常温5℃の冷蔵庫保管。その後、解凍分離した回収品も含め、一ヶ月余に
及んで再利用した。
 07年同社株主総会で、この仕事に従事していた現場労働者が告発した。
 しかし、明治乳業は「クレームの発生、回収の事実、再利用の事実」など、一切を否定し隠蔽した。

◎ 2005年3月
 明治乳業守谷工場 賞味期限切れ「明治ブルガリヤヨーグルト」を保育園などへ納品した。

◎  2006年4月
 明治乳業九州工場 ウーロン茶製品に次亜塩素酸ソーダ混入が発覚し回収した。

◎ 07年4月
 明治乳業の「明治クリームフロマージュ」商品に、おまけ商品として付いている「クラッカー」の賞味
期限が、本体のチーズ製品より先に切れるものが添付されて販売され、消費者からの指摘(苦情)を受
けて、自主回収(9万2280個)をした。

◎ 2007年7月 
 千葉明治(子会社) マクドナルド社に納品している「ミルク220ml」から、食品衛生法で検出され
てはならない種類の大腸菌群が検出(7月19日、マスコミ報道)された。
 7月17日に、11都県44店舗で販売していた。
 発表が18日に遅れたことを、明治乳業(浅野社長)は「原因の究明に時間がかかった」と釈明した。
 原因究明前に、「直ちに公表し店頭販売停止が先決」と批判が集中した。しかし、明治乳業は検出された
菌の実態、発生原因などの情報開示は行わなかった。

◎ 2008年4月
 明治乳業関西工場 宅配瓶容器牛乳に「赤錆び」が混入し、5品種159万本を回収した。

◎ 2009年9月
 明治乳業は、牛乳の規格として販売出来ない「明治おいしい低脂肪乳」を「明治おいしい低脂肪牛乳」「明治おいしい無脂肪牛乳」という商品名で「牛乳」として販売、旭川保健所から「乳等省令違反」で摘
発され製造・販売中止に追い込まれた。

 
◎ 2010年8月
 明治乳業で「とろけるチーズ」「『明治ピッツァミックスチーズお徳用300グラム』にステンレスの破片が
混入し約23万の商品を自主回収」した。

◎2010年6月
 沖縄明治乳業(株)で販売したスティックアイス「帰ってきた えりまきトカゲ90ml」にアレルギー物
質の「落花生」の記載漏れが発覚し、回収した。

◎2011年12月6日
 明治粉ミルク「明治ステップ」放射性セシウムが最大30.8ベクレル/㎏検出され、40万缶無償で交換すると発表した。

以上の不正・違反を繰り返す経営者の処分を聞いたことがない。企業行動憲章に基づき自らを直ちに処分すべきです。

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