(株)明治・明治HDの異常企業体質の徹底究明を求め定例宣伝行動
2012年10月9日=(株)明治~みずほ銀行京橋支店~明治HD前で実施
会社ぐるみ、組織的背信行為「談合は長年の引継ぎ事項・・・」だった!
防衛医科大学校病院、発注の粉ミルク入札をめぐる談合事件で書類送検された乳業4社の7人(内明治2人)は、病院側担当者の「指示通りに落札していた」などと容疑を認めました。
さらに、県警の調べに7人の営業担当者は「談合は長年の引き継ぎ事項だった」(朝日)、「異動の際も重要な引き継ぎ事項・・・、応札(入札参加)も現場の一存では決められない」(産経)などと自供しています。
このことは、今回の談合が一介の営業マンの自己判断でおこなったものではなく、社内報告の重要な連絡事項であり、上層部を含む会社ぐるみの組織的背信行為であったことが浮き彫りになったのです。
この事件でも㈱明治、明治HDの異常企業体質が露呈しているものであり、起訴、不起訴に関わりなく企業の組織的犯罪行為を徹底して糾明する必要があることを強調し訴えました。
国民の税金を食いものに
浅野・川村社長は社会的責任を果たせ
事件は、防衛医大と明治など乳業4社による官製談合で、7年前ころから落札価格が事前に決められ、それに基づき順番に落札していたものです。落札額は回を重ねるごとにつり上げられ、うまい汁を吸っていたのです。
これは、官と業の癒着で国民の税金を食いものにしてきたものです。
この犯罪的行為に、森永乳業などは早々に謝罪の意を公表しましたが、明治はいまに至るも一言半句の謝罪も無く黙り続けています。
この時期、明治の粉ミルク部門の責任者(栄養食品販売部長)は川村社長でした。また、落札契約者は浅野(現)HD社長であり、両者はただちに国民に謝罪し自らの社会的責任を果たすべきことを求めました。
「明治ミルクプリンの食中毒事件」についても同時に真相を求め告発宣伝!
原因が二転三転となぜ変わる、明治は原因の真相を消費者に示せ
(株)明治ミルクプリン食中毒事件は、7月31日以降に商品を購入した4人から、腹痛や気分が悪くなったという問い合わせがあり判明しました。
しかし、その原因は二転三転して未だに原因の特定が出来ていません。
(株)明治は、「微生物の影響で風味劣化が生じる可能性ある。などとして自主回収をした。」と発表しましたが、所轄の多磨小平保健所に問い合わせたところ、食品衛生課は「殺菌温度が低温殺菌(60℃~80℃)で加熱不十分で完全な殺菌ができなかった。微生物の種類は「一般生菌(細菌)」と回答。
つづいて厚生労働省食品安全部に回答を求めたところ「本品の製造者であるパンピー食品株式会社を管轄する東京都によると、明治とパンピー食品の聞き取りの結果、検出された微生物は耐熱性の「芽胞菌」で流通段階の温度管理に問題があった」と回答。厚労省は「芽胞菌」と回答しています。
過去には、この芽胞菌の中の「セレウス菌」によってプリンで食中毒事件を起こした例があります。雪印の食中毒事件でも黄色ブドウ球菌と共にこのセレウス菌が汚染原とされています。
なぜ明治は、芽胞菌の細菌名を明かさないのでしょうか。
都合の悪いことは公表しないという体質が、ここでも如実に現れており、これまで発生している不祥事・不正を改めて告発する宣伝を行いました。