明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

 4・26東京争議団、第26回総行動を終日展開する

2013年05月01日 15時01分59秒 | レポート
明治乳業争議団は、親会社・明治ホールディングス前に、
29年目の争議解決をめざそうと47団体130人が集結して抗議と要請を展開しました。 
 

埼労連・諸井常任幹事(明乳争議支援共闘会議副議長)の挨拶を紹介します。


 40年を超える明治乳業争議を絶対に勝利解決させる思いで明治ホールディング前に結集されたみなさんご苦労様です。
ただ今、紹介いただいた埼労連の諸井と申します。
「埼労連」、そして埼玉の労働者を代表する思いで一言連帯のあいさつを申し上げます。
 
 いま、明治乳業の異常な企業体質が、日々明らかになっています。
食品企業という「いのちや健康」を第一とする企業の生産現場で、入社間もない労働者の死亡災害が起こる。
また、「粉ミルクや学校給食に使われる牛乳の放射能汚染事件」では週刊誌や経済誌が異常な企業体質を厳しく批判しています。
 そして、明治乳業の賃金昇格差別事件は都労委のなかで、1960年代後半から不当労働行為・差別行為がくりかえされた事実が明らかになってきています。
 しかし、明治はこのような行為について反省することもなく、争議団との話し合いにも応じようとしません。
あらためて40数年の長期に及んで不当労働行為と差別行為が行われた明治乳業差別事件の都労委での勝利命令を勝ちとり、そして全面解決まで全力で支援すること。   
そして、誰もが安心して生き働き続けられる社会の実現を求めて、本日参加のみなさんと力をあわせて、奮闘することを申し上げ、埼労連からの連帯のあいさつとさせて頂きます。 
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 4・26東京争議団一人の首切りも、一切の差別も許さない総行動で、明治HDに迫る  

2013年05月01日 14時48分46秒 | レポート
明治ホールディングスに長期争議解決、反社会的経営姿勢を改めよと迫る!
 
 第26回行動は、①首切り自由は許さない。②司法反動を許さない。③被災地中心の救援・復興を。④原発依存からの脱却を。⑤すべての争議の全面解決を!等を掲げ各企業、裁判所に対し抗議と要請を展開しました。

 明治乳業争議団は、親会社明治ホールディングス前には、29年目の争議解決をめざそうと47団体130人が集結して抗議と要請を展開しました。
 

主催者挨拶に立った森本副議長の要旨を紹介します。
明治は、憲法25条、11条、14条、28条守れ!

 私たち、明治乳業争議団・明治乳業争議支援共闘会議、そして東京争議団は絶対に屈しません。必ず勝ちます。なぜならば勝つまで闘うからです。決して諦めないからです。
 明治ホールディングスはこのことを良く肝に銘じていてください。
 私ここにいくつかの問題を指摘したいと思っています。私たちは誰しも等しく働き、学び、生活する権利を持っています。
 
 憲法25条では「国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」、
 憲法第11条では「基本的人権は妨げられない、侵すことの出来ない永久の権利」として保障されています。
憲法14条では「全て国民は法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分または門地により、政治的、経済的または社会的関係において差別されない」
憲法28条では「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する」
 これら憲法すら守らないで不当な差別を行い人間の尊厳を否定する企業・経営者が明治ホールディングスです。
 
 明治ホールディングスの役員、管理職も、家に帰れば普通の親父であったり、子どもや孫のおじいちゃんであるわけです。素直に普通の人間に立ち返って、よくよく反省し、一刻も早く明治乳業争議を解決されるよう強く申し入れます。企業としての社会的責任をとってください。私たちは最後まで闘い抜きます。
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