最後の全国的な差別争議、明治乳業「全国事件」への命令交付日（７月９日午前１１時）確定

７・９都労委命令交付日行動への協力要請

明治乳業争議支援共闘会議
　　議　長　　松本　　悟(千葉労連議長)

明治乳業賃金昇給昇格差別撤廃争議団
　　団　長　　小関　　守

　貴団体・労組・各位のご奮闘に敬意を表すると共に、長期に及ぶ明治乳業争議に対する日頃からのご支援・ご協力に、改めてお礼を申し上げます。
　
　さて、大企業を相手に争われてきた多くの差別争議が、様々な困難を乗り越えて勝利和解で終結するなか、残念ながら明治乳業争議は厳しい闘いが強いられ今日に至っています。　
　
　すでに、市川工場事件(３２名)から２９年が経過し、全国事件(９事業所３２名)からでも１９年です。しかし、いよいよ全面解決への道筋を切り拓く局面を迎えていることに確信を持ち、支援共闘会議と争議団の総力を結集して奮闘しているところです。
　
　私たちは、都労委「全国事件」の結審(2011年11月30日)を受け、この間、二つの角度から闘いを強めてきました。一つは、明治ＨＤ及び(株)明治の異常企業体質を告発し孤立させる闘いであり、二つは、救済命令を確実にする攻勢的な都労委闘争です。
結審から１年７ヶ月という異常に長い命令作業でしたが、要請行動を重ねるなか下記日程での命令交付が確定しました。支援共闘会議と争議団は、この命令交付を契機に全面解決への会社包囲を一気に強める決意で、その準備に総力を結集し頑張っています。

　ご承知の通り、参議院選挙の前哨戦として激しく争われた東京都議会議員選挙に続き、安倍政権による財界・大企業のための成長戦略を阻止し、「解雇自由」社会への暴走を許さない闘いとして決定的に重要な、参議院選挙の最中での命令交付となります。
支援共闘会議と争議団は、参議院選挙を攻勢的に闘いながら、解決局面を切り拓くために必要な、最小限の行動を配置して全力で成功させることを確認し、参議院選挙を闘い切った後に本格的な行動を配置する方針で、総力を結集することにいたしました。

　つきましては、政治的にも極めて重要な時期ですが、明治乳業争議の全面解決に向け最小限の行動として配置した、以下の行動へのご参加・ご協力を重ねてお願いする次第です。

記

◎命令交付、及び、総決起集会への参加・協力要請
・日　時　７月９日(火)　午前１１時(都庁３４階第三審問室) 命令交付

●報告・決起集会　午後６時３０分 (全労連会館 二階ホール)　


◎全面解決を迫る「明治ＨＤ社前座り込み」行動
　　・日　時　７月１０日(水)　午前９時 ～ 午後１時 (１２時からメーン行動)