明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

9.8東京地評争議支援総行動 長期争議を解決することで、「食の安全・安心を守ってこその食品企業」!

2015年09月20日 12時05分36秒 | お知らせ
9・8東京地評争議支援総行動

司法・労働委員会は公正な判断を! 許すな安倍雇用破壊!
雇用創出と安心して働けるルールの確立を!
憲法を職場とくらしに活かそう!
すべての争議の早期全面解決めざそう!


主催者挨拶 

東京地評 副議長 松本 秀典 さん

 明治乳業争議団でたたかう仲間の皆さん、ご苦労さまです。また、支援にお集まりのみなさん、ご苦労さまです。
みなさんのたたかいが、働く仲間全体を大きく励ましていることに、改めて経緯を表するものであります。私は、いまご紹介いただきました東京地方労働組合評議会、東京地評副議長の松本です。
代表して、主催者としてのご挨拶を一言申し上げます。

 昨年4月の消費税増税と円安政策による物価高によって、生活が破壊され、さらに、延期させはしましたが、消費税10%へのさらなる引き上げが17年4月にも計画されています。私たち、労働者、国民が、更なる困難を強いられようとしている中、アメリカと一緒に戦争する国づくりと、大企業利益に全面奉仕する「グローバル競争国家づくり」による国民生活破壊という安倍政権の「二つの暴走」がますます強権的に沙即されています。

 労働者保護法制は、憲法によって保障されています。しかし、労働者派遣法改悪法案は、正社員をゼロにし、派遣労働者ばかりにする、その派遣労働者も首切り自由にするという、とんでもない法案です。次に、残業代をゼロにする過労死促進の高度プロフェッショナル制度の導入が提案されました。さらには、首切りをお金で解決する制度の創設も検討されています。これでは、会社が気に入らない人間は、首にし放題となってしまいます。まさにブラック企業を後押しする制度です。

 明治ホールディングスは、会社が気に入らないという理由で、30年もの長期にわたって、労働組合への昇給と昇格の差別を続けてきました。まさに、ブラック企業のリーディングカンパニーであります。
 企業の社会的責任を公表している明治グループのCSRによりますと、従業員の多様性や人格・個性を尊重する、としていますが、実際にはまったく尊重してなんかおりません。そうゆう自ら定めた方針すら無視する企業精神が、国民の声を無視し、食の安心・安全を軽視して、食品事故を連続して発生させる企業風土につながっているわけです。労働者あっての社会であります。一刻も早く賃金差別を是正し、長期の争議を解決することで、「食の安全・安心を守ってこその食品企業」として、国民の信頼を取り戻すよう、要請するものであります。

 最後になりますが、明治乳業争議団のたたかう仲間のみなさん、ご支援のみなさん、たたかえば必ず展望が開けます。ともにがんばりましょう。
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