11月16日の朝(定例第3水曜日)、東京私教連・鶴川高教組(勝利命令:学園側が行政訴訟)、公務公共一般労組(都の不誠実団交)、全労連・全国一般昭和ゴム労組(悪徳ファンドAPF資産食い潰し・組合攻撃激化)、明治乳業争議団の4団体で共同宣伝を継続しました。
明治乳業争議団は、全国中労委事件9事業所32名が、都労委からの不当命令に対し、労働委員会の存立の原点に立った命令作業をするならば、救済されるべき典型的な不当労働行為事件として、「救済命令」を発出していただき、32年目の長期にわたるこの事件の終結を実現させていただきたいと強調しました。
共同宣伝でのチラシの一部を紹介します。
こんなこと許せますか!
明治乳業による人権否定の数々 半世紀におよぶ明治の蛮行 職場全体を暗黙支配するもの
およそ半世紀にもおよぶ明治乳業の人権否定「労働組合活動をする人たちへの差別・イジメ・仕事取り上げ・・・」などは、目に余るひどいものでした。申立人らを見せしめ的に排撃し職場全体を暗黙にさせるのでした。
下記事例はほんの一部分であり、枚挙にいとまがありません。これらの行為は人間性を否定するものであり、断じて許すことはできません。
●松本寿子さんを長期隔離
松本さんは会社の抱きこみに同調しなかったため、社外下請会社の一畳半の部屋に長期に隔離される。国会でも告発される。
●定年まで一度も昇格なし
申立人・糸賀さんは40年以上、新入社員と同じ職分のまま一度も昇格なしで定年退職するのでした。
●一段昇格、翌年には他界
申立人・嶋崎さんは、定年を前に一段階昇格、「オレもやっと人間扱いされたか・・・」と涙します。その翌年に他界、差別とたたかう人生でした。
●「スパイ」強要しる元社長・会長
登用試験に合格した安部勝士さんに与えた仕事は、組合へのスパイ強要でした。拒否したらその後は仕事・賃金・監視など差別の連続でした。
●考え方おかしいと長期出向
申立人・森川さんは、班長職を解かれ仕事も取り上げ・・・。考え方がおかしいと5年間も下請会社に出向させられる。
●・・・人権否定は、まだまだ一杯あります。
中労委には厳しく精査し反映を
都労委は、こうした人権否定の数々を無視して見ようともしませんでした。中労委には、証言・証拠、申立人の陳述書等を正しく精査され、命令に反映されることを切に望むものです。
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