明治乳業争議団(blog)

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10・23東京争議団総行動 明治HD(明治乳業) 半世紀をかけたたたかいに決着を

2015年11月03日 14時45分46秒 | お知らせ
一人の首切りも一切の差別も許さない

連帯挨拶
東京国公事務局長 植松さん

 皆さんこんにちは。たたかう仲間の一人として連帯のあいさつをさせていただきたいと思います。
 皆さん明治乳業でのたたかいでは、人生をかけた長いながい闘いです。いま司会者からこのたたかいは30年と言われましたけれども、私は、このたたかいは、半世紀にわたる50年にわたるたたかいであると認識をしております。
昭和36年の戸田橋での解雇事件を皮切りに、明乳は全国のたたかう仲間、労働組合潰しのために、職場にインフォーマル組織を作って、労働組合潰しや不当労働行為、そして、たたかう労働者に対する差別を行ってきました。そこからのたたかいですので、正に半世紀をかけたたたかいであったと私は認識しております。
 争議団の皆さんは、首都東京、そして全国の地域で差別争議を先頭にたたかって運動を引っ張ってこられました。このことに深い敬意を表したいと思います。
明乳争議団の皆さんは、まあ、若からず若からずという方になりましたので、最後の戦場になっている中央労働委員会で、勝利をして、チャンピョンベルトを外して、別な争議団に渡すことができるよう今一度大きなテーマを作ることをお互いに確認しようではありませんか。
 実は私は、全税関という労働組合の出身でして28年間差別撤廃闘争をたたかいました。幸いにして、地裁、高裁、最高裁とも勝利をすることができました。
こちらの明乳さん、あるいは芝信、国民金融公庫の仲間、日本航空労組の仲間、石川島播磨の仲間とともにたたかってまいりました。したがって、私も若からず若からずの年になりましたので最後の勝利を手にすべく支援を続ける決意であります。
 安倍首相の世界は、企業が世界で一番活躍できる国造りというのは、結局、その政策の一丁目一番地が、解雇と差別、不当労働行為の自由を経営者ができるように、法的に付与することであります。そんな国にしないためにも、先ず大事なことは、今たたかっている明治を初めてとしたすべての争議に勝利すること、その勝利のために連帯の輪をもう一回り、二回り大きくすることが大事だというふうに思っています。
 私も若からず若からずの年ですけれども、体力、気力、知力とも充実しておりますので、この勝利に向けて全力を尽くしてたたかう決意を述べて連帯の挨拶としたいと思います。ともに頑張りましょう。
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