はじめに。
そういうつもりは全然なかったんです。福寿稲荷神社のあった場所を見てみたかっただけなんです。
歴史的建築物(解体された旧拓銀研修寮)だったか、ジャンプ台だったか。
調べている時、荒井山に福寿稲荷神社の址が残っていることを知りまして。
私ってそういうの好きなんですわ。あ、ご存知ばればれよね。
草の勢いが弱まって歩きやすくなってから探しにいこうと決めていたのですが、
まさかの股関節問題勃発で。今年はもう無理かなと思っていたのです。
ふと、
昨夜突然、まぁ得意の閃きというかなんというか行けそう歩けそうな股関節の感触を感じまして、
前にもこの話をしたことのあるムックリさんはるさんと急遽出かけることとなりました。
で。
股関節に優しいコース設定を勝手に決めちゃいまして、
大胆というか、
まぁ散策コースにはなっているようなのですが、
某宗教団体建物へと続く門からお邪魔しますっ。
このような看板もありますが、
いかにもその道の人しか集まらない、開放的とはいえない場所っぽいぞでして。
早く横道にそれて山の斜面に張り付きたくても道がない。
結構大きな豪華な建物近くまで行って、やっと、
荒井山展望台に続く散策路入り口に到着。
ほら、車数台写ってるでしょ。
もっと閑散としているとこかと思いきや、
車も人もなんだかいっぱい目に付きましたわ…。
で。
探さなければならない、
草木を落ち葉を掻き分け目を皿にして探さなければ見つけられないかと思いきや、
あっさり現れまして。
ここは荒井家の守り神だったという話を聞いたことがありますが、
実際のところはわかりません。
福寿稲荷神社という名前で、
石段は残っているけど建物は一切残っていない。
私はその址を、石段を見てみたかったんですわ。
石を積んだ跡。 何もない空間。
こちらも積んだ石。石垣みたいな感じだったのでしょか。 石段を上から見下ろしたところ。
で。
見事に何もない址をぷらぷらしておりますと。
ムックリさんがあるものを発見しまして。
冒頭、そんなつもりはなかったと書きました。
本当です。
そういうスポットを観にきたわけではなかったのですが。
ここは心霊スポットでもヒットする場所なんです。
あ、私は全然そんな気配は感じませんでしたけど。
で。
何もない址地の少し上の斜面。
どうもこのメンバーは足元を注意深く見て歩く、身に沁みついちゃった習性があるようで(笑)。
いえ、笑ってる場合ではないんですわ。
ホラーでもない怪奇現象でもないのですが、
ちょっとびっくりする画像が現れますから。
割れた石。石碑のようなものが落ち葉に埋もれてまして…・
字が彫ってあるんですわ。
この形って。人の手が加わっているかと。
落ち葉を除けて読んでみる。
『たま?たまの?…』
魂…。「御魂の」でしょね。
どうしてこういうのを掘り当ててしまうのか。
読んで欲しいように置かれているというか、
何故重要そうな文の石だけぽんと出てくるのか。
でも、この石碑?新しそうに見えたんですけど。
御影石?ってあまり年月を感じさせない特性があるのでしょか。
う~ん、わかりませんけど。
こんな感じで無数の割れた石碑の欠片が落ちていました。
きっと福寿稲荷神社を移転?壊す?解体?この場所からなくなる時点で、
きちんと扱っていると思うんです。
お墓なら魂入れ・魂抜きとか供養とか。
神社なら神社のやりかたで。そこにあったものにはそのような供養?をしてると思うんです。
この石碑に関しては全然分からないのですが、
ここに残してあったものなのか、
後からどこかから運んできたのか。
某宗教団体の建物のそばですから、ちょいと考えてしまうんですけど。
ここの土地の所有者は誰になっているんでしょ。
私有地?札幌市?某宗教団体??
こういうことまできっちりやっていれば評判アップに繋がると思うんですけど。
私は心の中で手を合わせるぐらいしか出来ませんが。
…これを探しに行ったんじゃなかったんですけどね。
結果見つけて写してしまいましたわ。
ベンチよ、お前もか。
これも衝撃的でしたわ。
久しぶりに急勾配を歩きましたっ。
荒井山ってぎゅっと詰まってるのよね、短距離短時間で思わぬ高低差。
痛みは感じず、これだけ急な道だと逆にしっかり意識して歩くから良かったのかも。
これで明日の朝ミシミシ軋まなかったら、ばっちこかも(笑)。
ただ、疲れました(笑)。絶対体力落ちてるし確実に筋力落ちてます。
まぁね。
さ、お風呂入って寝ます。
続きはまた明日にでも。