ちょっと遠征した帰り道、
下校中の小学校低学年くらいかな、男の子が6人ほど月極駐車場の柵のそばに集まってる。
何しとるのかなと見てみると、
駐車場に停めてある車(車種は詳しくないのであれですが、RV車でも軽でもない一般的な大きさ)の屋根の真ん中あたりに帽子がちょこんと乗っかっていて、
それをおそらく一番背が高いであろう男の子が取ろうとがんばっているのだけれど、
なにぶん小学生の背丈と腕の長さではぴょんぴょん跳ねても帽子まで手が届かない。
ハンカチまで動員してひっかけようとしている。涙ぐましい努力。
で、見てるのよ、私を、私の腕を、びしばし視線を感じるのよ(笑)。
きっと、
「あっちから来るおばさん背たけー、でけー、腕なげーぞー、おいおいどうするー」なんて思っているに違いない。
はい、12の瞳から発するお願い&期待オーラを無視するわけにはいきません。
「取ろうか?」
「うん、お願いします」
柵をくぐると後ろから「こいつバカだから自分で帽子投げてとれなくなってんの」とか、
「うるせー、ファールだ」とか、まぁ元気がいいというか、うるさい(笑)。
私腕長いし背は高い、こういうところでお役に立てて光栄なんですけど(笑)。
今度はきみたちが誰かに親切にしてあげるんだぞ。とは言えなかったけどそうしてくれたらうれしいぞ。