2016年初の三角山へと出かけたのですが、
初なのに、ああ初なのに、初なのに、
商売道具ともいえるクリップレンズを家に置いてきてしまった。
こんな大切な物を忘れるなんて。
三角山に向かう途中で「忘れてる! 」と気付いたけれど、
家に戻る気にはなれないとこまで来てしまってるし。
仕方ない、今日は冬芽は下見にして、歩くのをメインにしようと入ったのですが。
雪だるまがお出迎え。
そのクリップレンズなのですが、
こんなんです、4Sだとやけに大きく見えるけど、
こうやってレンズに挟むだけで接写やワイド、魚眼レンズで写せる優れもので、
冬芽の接写撮影に大活躍大助かりグッズなんですよ。
で、大きな冬芽、葉痕ならクリップレンズなしでもなんとか写せるのではないだろかと、
太めのシンジュで試してみたのですが、
だめだ。
近すぎてピントがあわないし、離れたら細部が写らない。
ぐぇ。
が。
ここで私は閃いた。
冬芽観察用に持ち歩いているルーペ、
アイフォンのレンズにルーペを重ねて写したら、大きなサイズの冬芽だったらいけるかもしれない。
実行。
やった、シンジュくねくねファミリー撮影に成功。
なんといっても手が2本しかないので(当たり前ですが)、ルーペとアイフォンを重ね持ち、
枝を押さえ静止しながらシャッターというのは至難の業で、
こういうときに限って面白い冬芽を見つけたりで、
これはもう一度行ってしっかり写してこないと気がすまないな(笑)。
太くてしっかりした枝は写しやすい(笑)。
オニグルミです。
クズを求めて移動。
クズの前で粘った(笑)。
クズとキハダとニセアカシア狙いだったので。
やったぁ、クズ! クズ姫だな、美形だ。
こことは違う場所でのクズはというと、
ちょっと、くたーっとした顔つきでなかなか可愛い。
ちなみに、クズはつる性なので、枝の向きがすべて上というわけではなく、
このように下や横になっていると、なんだかぶら下がって遊んでいるように見えてしまいます。
とことんクズ祭りでした(笑)。
そして、
サル!
サル!
私にはこれはサルに見える!
ニセアカシアです。
前に写した冬芽は「こびとずかん」顔だったけれど、今回は大きさのせいか、絶対サル。干支。
それから、
これがすごく気になったのだけど、
あまりはっきり特徴が写っていないのと、写すのに力を入れてあまり観てこなかったのとで、
今もこの画像を観ながらすっごくもやもやしています。
もう一度やはり行かなければ(汗)。
写せませんでしたが、他にも冬芽たちはこの寒い中をじっと頑張っていました。
以上、ルーペで接写となった新年初の三角山でした。
私だけにしかサルに見えていないのではと、ちょっと心配してました。
面白いですよね、
目の前にある枝先にこんな世界が広がっているなんて、
今まで私は何を観てきたんだろうと思ってしまいます。
この冬芽観察のために、
「足の冷えない靴下」とやらを買ってしまいました(笑)。
指先のない手袋も新調しました。
なのに、レンズ忘れるんですよね。
アリエッティーにいる?サルかもしれません。(^^。)
枝が落ちた後に残る笑っている顔のようだったり、
やんちゃな子供の顔みたいとか、不思議な連想をさせて
くれますね。想像力を磨くにはうってつけかも。(^^)