ミーコさんの自然派生活 パートⅡ

2013年に乳がんの手術、辛い療法も終了。
2019年から3年続けて膝の手術。
これからは自由に生きたい。

お屠蘇作り体験

2014年12月06日 | 日記・エッセイ・コラム
先月の女性学級で鳥栖市にある中富くすり博物館に行って来ました。




係の方に館内を案内して頂いた後、手作りお屠蘇教室に参加しました。

 


お屠蘇に使われる生薬は7種類
基本の5種類と
*山椒(サンショウの実) 芳香性健胃・整腸・利尿・駆風
*防風(ボウフウの根) 鎮痛・発汗・解熱
*桔梗根(キキョウの根) 去痰・咳止め
*白朮(ビャクジュツ オケラの根茎)健胃・整腸・利尿・邪気払い
*桂皮(ニッケイの樹皮) 芳香性健胃・解熱・鎮痛


博物館のオリジナル処方が3種類  
*丁子(チョウジの蕾) 健胃・鎮静・抗菌
*黄精(オウセイ ナルコユリの根茎) 滋養・強壮
*川芎(センキュウ センキュウの根茎) 鎮痛・鎮静

(福岡大学薬学部教授・医学博士 山方健司先生監修)



それぞれの生薬を舟形に入れてゴリゴリ
 
室内がいい香りで満たされます
何だかとっても幸せな気分


擂った七種類の生薬を合わせて混ぜたら




一回分ずつパックに詰め、博物館で用意して頂いた袋に入れます。




一人3袋の分け前 残りは一袋100円でお買い上げしました。




美味しいお屠蘇ににするコツは
清酒1カップ(200㏄)に1袋。
子供やお酒の苦手な人は氷砂糖を40~50g入れると飲みやすい。
1週間ほど漬け込むと、色と香りが溶け出し美味しくなるそうです。


で、1週間付け込みましたよ ↓

もちろん氷砂糖を入れて


お正月前だけど、お先にいただきま~す♪ 

ん??私的にはもっと氷砂糖を入れた方が好きかも

一家の無病息災を願って飲むお屠蘇だ。
体にいいものはそんなに甘くはないのだよ




正月事始め(お屠蘇教室で頂いたレポートより)
12月13日は「正月事始め」といい、新年を迎える準備にとりかかる日です。
この日は婚礼以外は万事に大吉とされる『鬼宿日 きしゅくにち』で、
歳神様を迎える準備を始めるのにふさわしい日とされています。


●門松・・・新年に歳神様が迷わずやって来るための目印です。
      松が使われるのは、古くから常緑の松は神様が宿る木とされてたからで、
      後に、まっすぐ節を伸ばす竹が長寿を招く縁起物として添えられました。

●注連縄飾り・・・歳神様をお迎えする神聖な場所であることを表す為に、神棚や玄関などに飾ります。
      また、縄が災いをはねのける(魔除け)として結界の役目を担います。

この他にも準備することは沢山ありますが、12月28日までには準備を終わらせます。
もし間に合わない場合は、29日は9が「苦しむ」の意に、31日は「一夜飾り」で神様に失礼になるので
30日に行うのがよいとされています。

来る年が幸多き年となりますように。