ミーコさんの自然派生活 パートⅡ

2013年に乳がんの手術、辛い療法も終了。
2019年から3年続けて膝の手術。
これからは自由に生きたい。

手作りお屠蘇教室

2017年11月24日 | 学習
女性学級の研修でくすり博物館に行ってきました。

お正月用のお屠蘇(屠蘇散)を手作りしますよ。




お屠蘇に使う一般的な生薬は
・ 山椒 (山椒の果実)   効果・・芳香性健胃 鎮静 殺菌 防腐
・ 防風 (ボウフウの根)     ・発汗 去痰
・ 桔梗根(キキョウの根)     ・咳止め 去痰 のどの痛み
・ 白朮 (オケラの根茎)     ・芳香性健胃 整腸  (びゃくじゅつ)
・ 桂皮 (ニッケイの樹皮)    ・芳香性健胃 解熱 鎮痛

これにくすり博物館が加えた3種類
・ 丁字 (チョウジの木の蕾)   ・芳香性健胃 鎮静 殺菌 防腐
・ 当帰 (トウキの根)      ・鎮痛 鎮静 強壮
・ 山梔子(クチナシの果実)    ・止血 消炎 鎮静

全部で8種類の生薬を合わせます。


屠蘇散の歴史や生薬の処方、効果などを係の方に教えてもらったら
それぞれ2名一組で生薬をスリスリします。

ゴリゴリ スリスリ 皆さん頑張ってます


擦っていくうちに部屋中がいい香り♪


生薬がサラサラになったら合わせますよ。


前もって作られてたお屠蘇の味見をさせてもらいました。

元々は薬でも、これは甘くて美味しい♪


擦り合わせた屠蘇散を混ぜて袋に詰め
屠蘇散がこぼれないように熱で袋を閉じます。


香りを逃がさないようにジッパー付きの袋に詰め



平成30年戌年の屠蘇袋に入れたら出来上がり。



みんなで作った屠蘇散を、一人3袋ずつ頂きました。



お屠蘇は清酒1合(180cc)氷砂糖30g(←基本)に屠蘇散1袋を静かに入れて
1週間経ったら屠蘇散を引き上げます。

お正月1週間前になったら氷砂糖を多めに入れ
滋養強壮の甘~いお屠蘇を作ろうと思います