貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

鶴に身をかれ片心

2018-06-14 09:05:43 | 日記
鶴に身をかれ片心

平成30年6月14日(木)

 久し振りにたっぷり泳いだら

爆睡。いつもの睡眠の流れも変わり、

久し振りの朝寝坊!

 朝食後、歩行禅に出る。

 8時台になると、空気も人も、全ての

様子が変わる。

 知り合いの孫達が自転車の前と後ろに

乗り、保育園へ。

 出会ったもう一組の親子は幼稚園へ。

「ばいばい」と手を振ってくれる。

 「いってらっしゃい!」

と、ちょっと声を張り上げる。

 幼子に出会える時間帯もいいなあ!

 そして、松島雄島へ。





 江戸後期、江戸からの便船が暴風に

巻き込まれ、乗り合わせていた白キツネ

に救われた話をもとに、 海難防止の

守り神・新右衛門稲荷が祀られた。

 震災による津波で流失した渡月橋は、

平成25年6月下旬に完成。





 7月より雄島に渡ることが可能になり、

渡ることができた。

「奥の細道」の標柱と句碑が立って

おり、江戸時代へタイムスリップする。



 句歌碑群があり、その中に芭蕉と

曾良の句碑を見つける。

句歌碑群



芭蕉と曾良の句碑




 芭蕉の句は、

「朝よさを 誰まつしまぞ 片心」 。

  (桃舐集 元禄元年 1688年)

芭蕉句碑



その意は、

「朝な夕なに、私は松島の旅に心惹

かれている。まるで、片思いしている

相手を待っているような気持ちだ。」

そして、河合曽良の句は、

「松島や 鶴に身をかれ ほととぎす」



「ここ松島につりあうには、 鶴の衣に

身をまとって優美になっておいで

ほととぎすよ。」

という意。

つづく!!