貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

見応えのある風景

2018-06-19 13:17:22 | 日記
見応えのある風景

平成30年6月19日(火)

 大阪府北部を襲った大地震、震度6弱。

東北の大地震の時、青梅は震度5強、

それより強。

 5強でも,生まれて初めての体験。

今でも体が覚えている。

 少し,落ち着いたかなと,先程

お見舞いの電話をする。

 吹田にいる友人は、昨日は落下物や

転倒物の片付け、水道が濁って使えなく

なっているという。

 大阪市内にいる友人の所は被害はなく、

何とか大丈夫だという。

 やっぱり地震はこわい!

 早くライフラインが復旧することを

願うのみ。

 松島雄島に久方ぶりに!



 島の南端には頼賢の碑が六角形

の鞘堂の中に納められている。

 頼賢堂だ。



 ここに22年間住み、その間ついに

一歩も島を出なかったという僧の

頼賢は見仏上人の再来と崇められた

そうだ。




 高さ3メートルの碑の表面には、



まわりに雷文と唐草が施され梵字と

ともに「奥州御島妙覚庵」「頼賢

庵主行実銘並序」の文字が刻まれ

ている。

本文は、頼賢の徳をたたえたもので

松島の古い時代の様子も書かれている。

その説明




 北の端にある「妙覚庵敷」は、

見仏上人の修行する場所(見仏堂跡)。



 享保17年(1732)になって、僧良哉が

一庵を建てて六時念仏の道場にしたいと

懇願したのに応え、瑞巌寺第105代

天嶺性空が、三万人からの布施を集め

建立したという。

 その後、荒廃して建て直され、

最後の堂宇は瑞巌寺に移築され近年まで

執事寮として使用されたそうだ。

震災にあった立ち枯れの木。




 雄島を訪れる人は、私を含め数名。



見応えのある島のひとつという印象。

雄島から見る松島の島々も美しい!