貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

一豊が家康を!茶亭跡

2019-09-02 08:42:31 | 日記

一豊が家康を!茶亭跡

令和元年9月2日

「小夜の中山公園」一帯は

「経塚」と言われており、

この近くにある久延寺が戦火で

焼失した時に、灰と化した

多数の経典がここに埋めら

れる。

      

 茶亭跡は、一豊が家康を

もてなした茶亭跡の碑。

 その先に、歌碑が二つ。

 蓮生法師と阿仏尼。

 初めに蓮生法師。

「甲斐が嶺は 

はや雪おろし 神無月

 しぐれてこゆるオリジナルサイズ

   さやの中山」

 

 そして、阿仏尼

「雲かかる さやの中山

 超えぬとは 都に告げよ

    有明の月」 

    (十六夜日記)

 小夜の中山公園を後にして、

日坂方面に向かって旧東海道を

1.5Km程進むと、

「涼み松ポケットパーク」。

そこに芭蕉の句碑がある。

句は、

「命なり わずかのかさの 

   下凉み」

桃青延宝4年作。

 炎暑に苦しむ旅中、僅かな笠

の下陰を、命と頼んで涼むこと

だの意。