山萵苣?
令和元年9月12日
万葉資料館に入る。
万葉歌等に関する資料を
展示した万葉資料館、
曲水庭園、草木染めなどを
体験できる伎倍の工房、
万葉時代の貴族の食事を体験
できる万葉亭などが整備され
ている。
また、万葉文学・万葉文化を
堪能、体験できる施設。
毎秋に、曲水の宴を催す
「浜北万葉まつり」
を開催しているそう。
館内は新元号「令和」が、
万葉集からということで、早々に
全国の万葉資料館に展示された
とニュースでも採り上げていた。
この資料館の館員さんも
すぐ展示したというお話。
やはり万葉集や万葉の植物等
造詣の深い方のお話ぶり。
自分でも万葉集を紐解いて
調べていたので、感慨は少なし。
一通り観て外へ。
外には、柿本人麻呂歌集の
「山萵苣の 白露のしげみ
うらぶるゝ 心も深く
わが恋止まず」
の歌とイワタバコ科「やまぢさ」
が青々と育っていた。
「山ぢさの花が白露の重みで
深々とうなだれているかの
ように、私の心もうちしお
れるばかりで、益々恋心が
募ります。」
「やまぢさ」
「山萵苣」
初めて見る漢字。
すると、
自分の周りや自分の心の中も
風通しよくしないとなあ!
万葉記念公園とも
清々しくお別れ!