令和4年9月5日(月)
さて、牧野富太郎。生育歴は?
比較的裕福な造り酒屋の息子に生まれ たものの小学校は、2年で自主退学。
野山で草木に囲まれながら
独力で植物学に取り組み、
日本の植物分類学の基礎を築いた 高知人。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/63/6f94709ca6ca665f81c92da98cb2dcbe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/b5/43f518a3e6d702ed596c6cb78df4b996.jpg)
彼はのちに東京帝国大学植物学研究室に 出入りするようになり、
講師を務めながら論文を提出して
植物学博士になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/32/b50725217e4f7c4b1c429d69f7d36e1c.jpg)
「学位など無くて、
学位のある人と同じ仕事をしながら、
これと対抗して相撲をとるところにこそ
愉快はある」
(『牧野富太郎自叙伝』より) 。
既成概念にとらわれず、
(『牧野富太郎自叙伝』より) 。
既成概念にとらわれず、
ひたすら植物と向き合う。
74歳のとき書いたエッセイには、
「私は植物の愛人として
74歳のとき書いたエッセイには、
「私は植物の愛人として
この世に生まれてきたように感じます。
あるいは草木の精かも知れんと
自分で自分を疑います。
ハハハハハ。」
(『植物と心中する男』)
(『植物と心中する男』)
と記している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/84/a5d10601b66e7c1b62f5acd49cf95b68.jpg)
「飯より女より好きなものは植物」
と断言し、
寝ても覚めても夢中になれるものが
寝ても覚めても夢中になれるものが
傍らにある
こと。
生涯を通して植物を学び遊んだといっても
過言ではない。
「朝な夕なに
こと。
生涯を通して植物を学び遊んだといっても
過言ではない。
「朝な夕なに
草木を友にすれば
淋しいひまもない」
「年をとっても
淋しいひまもない」
「年をとっても
浮気は止まぬ
戀し
戀し
草木のある限り」
「憂鬱は
「憂鬱は
花を忘れし
病気(やまい)なり」
まだまだ植物爺さんの言葉は
まだまだ植物爺さんの言葉は
つづく。