令和4年10月2日(日)
第37番 高岡郡: 岩 本 寺
天平年間(729~749)、
行基菩薩が聖武天皇の勅願で、
七難即滅、七福即生を祈念して
仁井田に、
天の七星を象徴した根本寺として、
宝福、長福など七つの福寺を
建立したのが始まり。
後、弘仁年間(810~824)に、
弘法大師が七福寺を訪ね、
新たに五社五ヶ寺を建立し、
藤井山福圓満寺五徳智院と称し、
不動明王像、
聖観世音菩薩像、
阿弥陀如来像、
地蔵菩薩像
を安置。
大師自ら「星供曼荼羅」を修せられ、
第三十七番札所と定めた。
その後、天正年間(1573~1592)に衰退するも、
幡多の一条公の力により復興され、
藤井山五智院岩本寺と改称。
本堂内陣の格(こう)天井には、
その後、天正年間(1573~1592)に衰退するも、
幡多の一条公の力により復興され、
藤井山五智院岩本寺と改称。
本堂内陣の格(こう)天井には、
全国から公募した
花鳥風月からマリリンモンローまで
五百七十五枚の絵が描かれている。
五百七十五枚の絵が描かれている。
歓喜天堂に祀られている歓喜天は、
仏道修行の誘惑舎として様々な悪事を働いたが、
後に仏に帰依し、
財宝の神様・博愛の神様として
信仰を集める。
一般には、
信仰を集める。
一般には、
商売繁盛、
夫婦円満、
子授け祈願、
病悩祈願、
財宝成就の願いを叶えてくれるという。
また、難産で苦しんでいた旅の女性を
安産させたという子安桜など、
弘法大師に因んだ七不思議が伝わる。