貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

武隈の松は七代目!

2022-10-10 15:09:20 | 日記
令和4年10月10日(月)
 芭蕉一行は
元禄2年5月4日、
岩沼を目指して白石宿を出、
竹駒神社を参拝後、
武隈の松に立ち寄る。

 芭蕉の句碑の句は、
門人の挙白が
「奥の細道」の旅への餞別として詠んだ、
「武隈の 
   松みせ申せ 
      遅桜」  
 (遅桜よ、わが師が奥州に赴かれたら、
是非とも武隈 の松をお見せしなさい)」
に応えて詠んだもの。
 現在の松は七代目。

  
芭蕉の句は、                  
「櫻より 
  松は二木を 
    三月越し」 

    
 曾良の随行旅日記には、
「竹駒明神ト云有リ。
 ソノ別当ノ寺ノ後ニ武隈ノ松有。
 竹がきヲシテ有。
 ソノ辺侍やしき也。」
と記されている。