令和4年10月7日(金)
岩沼市: 武隈(二木)の松
平成元年、岩沼市は
平成元年、岩沼市は
「奥の細道紀行300年」を記念して、
歌枕「武隈の松」の地を
二木の松史跡公園として整備する。
公園の広さは620平方メートルほど。
公園の入口前には
名松「武隈の松(二木の松)」
が聳えている。
その脇に、
藤原元善(良)朝臣と橘季通の歌碑が
建っている。
藤原元善の歌は、
文献上、「武隈の松」初出の歌
として知られている。
「うゑし時
ちぎりやしけむ
たけくまの
松をふたたび
あひ見つるかな」
(後撰和歌集)
橘 季通の歌は、
「堂希九万(たけくま)の
(後撰和歌集)
橘 季通の歌は、
「堂希九万(たけくま)の
松八二木越(を)
美屋古人
い可ゞと問八ゞ
み起とこたへ舞」
(後拾遺和歌集)
「武隈の松は
「武隈の松は
ふた木を
都人
いかがと問はば
みきとこたへむ」
ということ。
芭蕉一行は
元禄2年5月4日、
岩沼を目指して白石宿を出
竹駒神社を参拝後、
武隈の松に立ち寄る。
つづく。