令和5年12月25日(月)
湖南市石部: 長 寿 寺
長寿寺は、国宝の寺で、
長寿寺は、国宝の寺で、
歴史と出合う処。
学生時代訪れた記憶も蘇る。
<山門>
本堂への道中に飾ってある
焼き物などの品々が、
まさに「参詣 感謝歓迎」!
阿星山の北東麓にあり、
阿星山の北東麓にあり、
常楽寺の西寺に対して東寺と
呼ばれる天台宗の古刹。
<掲示板>
長寿寺は奈良時代、
良弁僧正によって建立された
勅願寺。
その昔、
その昔、
聖武天皇には世継ぎがなかったので、
良弁僧正が阿星山中の瀑布に
籠って子宝の祈願を行ったところ、
間もなく皇女の降誕を得る。
天皇は、我が子の長寿を願い、
七堂伽藍廿四坊の寺を建立。
長寿寺という寺号をおくる。
さらに行基菩薩に
子安地蔵を刻ませ本尊とする。
長寿寺の始まりである。
中世には源頼朝、足利氏らの
中世には源頼朝、足利氏らの
祈願所となり発展。
しかし、天正の頃、
織田信長の手によって
三重塔は居城である安土城へ、
楼門は栗東市の蓮台寺へと
移築され、主要な建物を失う。
<本堂>
現在、国宝の本堂、
重要文化財の弁天堂、
同じく重要文化財の丈六阿弥陀
如来坐像、釈迦如来坐像、
阿弥陀如来坐像等が残されている。
<夫婦狸の夕餉>
~つづく。