令和5年12月12日(火)
伊賀市 ふるさと芭蕉の森公園
明治26年、
翁200年忌を記念して、
福地城跡に持主の松尾宇八郎氏
から土地の寄付を受け、
芭蕉公園を後世に残す。
この「ふるさと芭蕉の森」
この「ふるさと芭蕉の森」
公園には、芭蕉の句碑十基がある。
前回十基拝顔することなかった
こともあり、今回は一つずつ
チェックして写真に収めることに
する。
最初に出合った句碑。
最初に出合った句碑。
<芭蕉句碑1>
句は、
「雲とへたつ
「雲とへたつ
友かや雁の
生き別れ」
寛文12年か。
寛文12年か。
『芭蕉翁全伝』には、
「かくて蟬吟子の早世の後、
寛文十二支の春29歳
士官を辞して甚七とあらため」
とあって、本文前書に続く。
<芭蕉句碑1の説明>
友は、城孫太夫。
「遠く離れた友達の疎遠なのを
雲と隔つる友というが、
春になると、
友達に別れて雲居遠く帰って
行く雁こそ、
文字通り雲と隔つる友であろうか」
の意。