貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

伊賀市ふるさと芭蕉の森公園2 野ざらしと旅人の句!

2023-12-13 11:57:42 | 日記
令和5年12月13日(水)
 二つ目の芭蕉句碑

 貞享元年。
 野ざらし紀行の旅出立の吟。
「野ざらしを 
  心に風の         
    しむ身哉」
 江上の破屋は、
隅田川の畔の芭蕉庵。
 野ざらしは、捨てられて雨風に
晒された髑髏(されこうべ)。
「行き倒れて髑髏になってもと
覚悟を決めて旅に出かけると、
ひとしお秋風が身にしみることだ」
の意。
<その説明>
 三つ目の句は、
 貞享4年10月11日。
 由之が主催して笈の小文の旅へ
出る芭蕉を送った
 送別の席での吟。
<芭蕉句碑③>

「旅人と 
  我名よばれん           
     初しぐれ」
「旅人と呼ばれてみたいものだ、
初しぐれに濡れながら
侘しい旅を続けて。」
の意。
<その説明>

~つづく。