令和6年12月19日(木)
白石市: 田村神社:甲冑堂 ①
田村神社の境内にある
甲(かつ)冑(ちゆう)堂は、
佐藤継信・忠信兄弟の
妻の像を祀っている。
<社殿>
御影堂、故将堂等とも呼ばれる。
かつては、
かつては、
神仏が同居し、同敷地に
別当寺真言宗遊王山高福寺が
建てられる。
<初音と楓の甲冑堂>
甲冑堂の扉の奥には、
子の戦死を悲しむ母を慰めるために、
夫の戦場での出立ちを身にまとい、
夫に代わって凱陣を告げた
という妻たちの勇ましい姿が蘇る。
<由緒略記>
福島の医王寺の本堂にも、
昭和37年(1962)2月に
造られた甲冑姿の妻二人の像が
安置されているが、
顔の表情は甲冑堂の像と比べると
かなり現代的。
福島の医王寺では、
継信の妻の名は若桜、
忠信の妻の名は楓
として伝えられている。
現在の甲冑堂は、
現在の甲冑堂は、
昭和14年(1939)12月3日に再建。
<甲冑堂>
継信、忠信の妻の話
(「佐藤一族と義経について」参照)が、
国定教科書高等小学校読本で
採り上げられたことをきっかけに、
甲冑堂再建の気運が高まり、
寄付金などにより再生が実現。
~つづく。
~つづく。
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