貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

百歳のけしき?

2020-09-09 10:19:14 | 日記

百歳のけしき?

令和2年9月9日(水)

 地下鉄大江戸線で2回の

乗り換えミス。

 「練馬」という表示に、慌てて降り、

また逆戻り。

 都庁前で乗り換え。

 やっと牛込柳町駅の到着。

 半時間以上のロスタイム。

 

   芭蕉句碑の句は、            

「百歳の 

  けしきを庭の 

    落葉かな」

 元禄四年10月。

 彦根市平田の浄土宗光明遍照寺。

 当時の住職は、門人李由・河野通賢である。

 この寺は、近江の多賀庄にあったが、

慶長四年に平田に移る。

 この時、芭蕉は、『奥の細道』以来1年有半

に及ぶ上方滞在から最後の江戸下向の旅の中途。

 この寺の庭で、

尊がる 

  涙や染めて 

    散る紅葉

とも詠む。

 寺を褒めた挨拶吟。

 さてさて、瑞光寺は文禄4年(1595)、

安土桃山時代の終わりに、

上聖院日亮上人によって創建。

 牛込地域は、大名や旗本が住む

山の手の住宅地。

 江戸時代は、紀州新宮藩の水野家

縁の「武家の寺」として知られ、

恵光寺と称する。

 明治時代に瑞光寺と改名。

    本堂前の黒松も立派! 


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