貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大磯町鴫立庵その2 芭蕉四句と西行の歌!

2023-07-02 10:46:13 | 日記
令和5年7月2日(日)
 芭蕉翁四句遺章の碑は円柱状。
<芭蕉四句遺章碑>

 四句は、
「はこねこす 
  人もあるらし 
    けさの雪」
「春たちて 
  まだ九日の 
     野山哉」 
「みのむしの 
   音を聞に来よ 
     草の庵」 
「日のみちや 
   葵かたむく 
     皐月雨」
 西行上人の歌碑は、
『山家集』より。
<西行上人の歌碑>

 円位堂は、
元禄時代の風格を残す建物で、
堂内には等身大の西行法師の坐像を
安置。  
  
   
 文覚上人鉈作りの
西行51歳の像で、
三千風が京都から背負ってきた                 
と伝えられている。                                      
 鴫立庵の手前というより横の路には、
湘南発祥の石碑も建っている。
 水も豊富そう。   
 私も一句。
「鴫も立ち  
   はせをも縁  
     しのぶ初夏(なつ)」    
        貢人
 出口近くの 
「蛙鳴蝉噪の蛙」

のオブジェのユーモラスな姿と、
その説明文の中の
「死に裏打ちされた生のありよう」
という言葉を読み、
ああ、やはりここは表現の聖地…。
 何物かを表現しようとする人々の
聖地なのだなあ・・・・・!!!


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