貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

"伊達”な文化

2018-06-20 08:37:55 | 日記
"伊達”な文化

平成30年6月20日(水)

 今朝は梅雨本降り!

 雨具もつけず、傘さして歩行禅!

 川風がちょっと予想外、ズボンの裾が

びしょびしょとなる。

 松島は、雄島に別れを告げ、瑞巌寺

五大堂へ。



2017(平成29)年 7月14日 10:45~



国指定の重要文化財だ。

 そして、日本三景碑を見つける。



ここ六つの松島、二つ目が丹後の天橋立、

三つ目が安藝の厳嶋と彫られている。

 京都の天橋立と広島の宮島のこと。

松島碑と五大堂碑





大阪の旅人たちが寄進したよう。

五大堂の説明



瑞巌寺五大堂へ。



”伊達”な文化に入る。

つづく。




       

見応えのある風景

2018-06-19 13:17:22 | 日記
見応えのある風景

平成30年6月19日(火)

 大阪府北部を襲った大地震、震度6弱。

東北の大地震の時、青梅は震度5強、

それより強。

 5強でも,生まれて初めての体験。

今でも体が覚えている。

 少し,落ち着いたかなと,先程

お見舞いの電話をする。

 吹田にいる友人は、昨日は落下物や

転倒物の片付け、水道が濁って使えなく

なっているという。

 大阪市内にいる友人の所は被害はなく、

何とか大丈夫だという。

 やっぱり地震はこわい!

 早くライフラインが復旧することを

願うのみ。

 松島雄島に久方ぶりに!



 島の南端には頼賢の碑が六角形

の鞘堂の中に納められている。

 頼賢堂だ。



 ここに22年間住み、その間ついに

一歩も島を出なかったという僧の

頼賢は見仏上人の再来と崇められた

そうだ。




 高さ3メートルの碑の表面には、



まわりに雷文と唐草が施され梵字と

ともに「奥州御島妙覚庵」「頼賢

庵主行実銘並序」の文字が刻まれ

ている。

本文は、頼賢の徳をたたえたもので

松島の古い時代の様子も書かれている。

その説明




 北の端にある「妙覚庵敷」は、

見仏上人の修行する場所(見仏堂跡)。



 享保17年(1732)になって、僧良哉が

一庵を建てて六時念仏の道場にしたいと

懇願したのに応え、瑞巌寺第105代

天嶺性空が、三万人からの布施を集め

建立したという。

 その後、荒廃して建て直され、

最後の堂宇は瑞巌寺に移築され近年まで

執事寮として使用されたそうだ。

震災にあった立ち枯れの木。




 雄島を訪れる人は、私を含め数名。



見応えのある島のひとつという印象。

雄島から見る松島の島々も美しい! 

花と蝶に舞う

2018-06-18 09:21:01 | 日記
花と蝶に舞う

平成30年6月18日(月)

 雨上がり、蝶や虫に余生を

楽しむ近所の方と談笑しながら

蝶や虫探索。

 ちょうど眠くなってきた時刻、

あっという間に眠気は彼方へ!

雫と時計草



時計草が少しずつ開いてきた。



「じっと見ているようかな?」

何て話ながら蝶を見つけ・・・。

その舞につられて・・・。

とまるのを待つ。



ルリシジミの雌かな?



もう一つの舞,発見。

モンシロチョウかと思いきや



スジグロシロチョウかな?

そして、切っても切っても

すぐ生長、白いラッパの花。

土手に植えたら根付き咲いている。

チョウセンアサガオ。





よく見ると、周りは淡い紫色。

見事な一輪。



夜,この白が輝いている花でもある。

童心に戻って、眠気も飛んでいった時間。

















 

半世紀ぶりの解決!

2018-06-17 09:21:51 | 日記
半世紀ぶりの解決!

平成30年6月17日(日)

 いよいよ梅雨も本格化!

 50数年前,私は若き哲学徒(?)

 一年先輩と話していると、ゲーテの話題となる。

 「エーゲ海で見る夕焼けが沈む時一瞬緑に

見える。」という話。

 それからずっと夕焼けを見る度に、

緑に見える瞬間をわが目でと追い求めていた。

 ギリシャとイタリア、フランス、アメリカと

視察に行けた時、エーゲ海でも夕陽を凝視。

全く緑に見える瞬間はなく・・・ほんとかな?

という疑念も抱くようになっていた。

 その反面、その瞬間の歓喜に期待は増すばかり。

 ところが、エリック・カールの

『こんにちは あかぎつね!』

という絵本を中央図書館で借り,読み、試し、

やっと納得。半世紀もかけて解決!



 歓喜も違った意味を持つ歓喜となった。

 先ず、2と3ページ。



 日当たりのよい明るい場所に行く。

 「赤いハートの中にある黒い点を

 目を動かさずにゆっくり十まで数える。」

 黒い点に集中。

「それから右の3ページの白いページの中央に

 ある点を見て、三つ数える。」

 緑色のハートが見える。

 赤いハートが,緑色のハートに!

 そして、お誕生日パーティーの物語へ。

 5・6ページへ進む。




 あかぎつねが誕生祝いにやってくる。

 母さん蛙が

「この狐は赤くない。緑色じゃない。」

 こどもの蛙が

「お母さんったら、もっともっと見なきゃ。」

 お母さん蛙、じっとじっと見つめる。

 すると、あらあら不思議!

 子どもの蛙のいうとおり!

 あかぎつねに!

 そして、お話は誕生祝いに駆けつける

きちょうやオレンジ猫などと展開。



全部自分でやってみた。

 よく光の当たった白い背景と

明るい色のついた対象物があれば

子どもたちも夢中なり、喜ぶと

エリックカールさん。

 流石!

 赤いものが緑色に見え、そして消滅!

 「残像後の同時作用現象」というのだそうだ。

 そして、ゲーテが色彩論を打ち立てた

という話も大きな感動を呼び起こしてくれた。

骨を折って叱られる・・・?

2018-06-16 08:38:30 | 日記
骨を折って叱られる・・・?

平成30年6月16日(土)

 今朝も小雨。

 傘をさして歩行禅。

 そろそろ傘も新に・・・!

 ところで、ある調査によると、

 日本での傘の一年間の販売数は、

約1億3千万本、世界一だそう。

 このうち過半数はビニール傘が占め、

ほとんど中国製だそう。

 ビニール傘は傘で視野が閉ざされる

ことなく、便利そう。

 私はビニール傘はどうもというので、

購入したこともない。

 一人4~6本は持っているという。

 私は、それ以上。10本近い。

 雨傘民族のひとり。

 日本人が傘を持つ平均日数は、

一年に90日。4日に一度という勘定。

 この梅雨時には、ほぼ毎日。

 6月11日暦の入梅の日は、「傘の日」

でもある。

 「骨を折って叱られる傘屋の小僧」

というのがあるが、骨が折れた傘は

用なしでもある。

 持っている傘の本数は、何本あるか。

今朝,生まれて初めて数える。



 8本。

もう一つの傘も



 子どもがお祝いでくれた、

手作りの傘は?



何と16本。

家内も大事にしている傘も何と



16本。

 どちらもしっかり、安定感がある。

 雨の多い私の友人の住む尾鷲は12本のも

あるそう。

 当然骨の本数が多いのが丈夫。

 ところが、こんなに多い「雨」や「雨傘」

は、季語に入っていないそう。

 日本は年中雨が降るからか?

 今度購入する時は,骨のことも念頭に

置き、選ぶかな?